恤(じゅつ)は「恵む」という意味だが、
血という字は何やら薄気味悪い。(要約)
日本軍恤兵部を調べた著者の押田信子氏自身が、この本の
「はじめに」で書いている。
敗戦(終戦)の月である8月に合わせたのであろうか、
この本は7月1日に発刊された。
日清戦争が始まる明治27年7月、陸軍元帥の大山巌が
告示した「陸軍省ニ恤兵部ヲ置キ恤兵ヲ主旨トスル」で
始まった「恤兵」は、太平洋戦争の敗戦まで五十年間も
続いた、国民からの集金(品)システムなのであった。
政府、軍、メディアが一体になって「貧しき国民」が
自由意志によって献金(品)するお膳立てをしたので
ある。次回、もう少し紹介しよう。
さて、南越谷阿波踊りの舞台踊り。今日は「丸若連」。
結成してまだ6年、連員も30名と言う小さな?連ながら、
「本場徳島に負けない踊り」を追求して一年中練習する。
その名の通り、しっかりと踊れる子供が多いのも特徴。
珍しく、素晴らしい喉で民謡を唄う鳴り物(お囃子)
越中八尾の「風の盆」でもハマった「項(ウナジ)」
衣装の色も渋い
この男踊りが極めつけ、イヨッ!