じんべえ時悠帖Ⅱ

余命幾何(いくばく)

 再開した鷲田誠一氏の「折々のことば」、その再開初日

の「ことば」を紹介しよう。

 

 わたしはどう生きるか、これから、

 という切実な、未来に対する畏怖の思いを抜きにして、

 言葉は力を持たない

                (詩人 佐々木幹朗)

 

 高齢になって余命幾何かとなっても一応「未来」はある。

だから先のことも考えるし、先のことを憂えたりもする。

 改めて「どう生きるか、これから」と自分に問うてみる。

やはりこれしかない。

 

 明日死ぬが如く生きよ 永遠に生きるが如く学べ

               (マハトマ・ガンジー)

 今日も雨に閉じ込められる日、どうしても哲学的になる。

「いくばく」と打ったら「幾何」と出た。三郷文化会館の

幾何学模様を思い出した。

少しだけ季節の花を


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コメント一覧

jinbei1947
えめらるど様
佐々木幹朗のこの「ことば」も、中原中也を評論した本の中にあるそうです。
「哲学的」になるというのは、雨で出掛けられず引き籠るので
ストイックになると言う単純な意味です。
jinbei1947
ワイコマ様
出来て四十年ほどになりますが、確かにホール全面の大きなガラス面が
いいですね。
ここに道を挟んだ早稲田公園の樹木や真っ青な空が映るのが好きです。
えめ
今度は哲学ですか。佐々木幹朗についてウイキペデイアをみている内に30歳で死んだ中原中也に迷い込み、昔 此の人の詩による歌曲に馴染んだためについ2時間ばかり浸りました。中也の父親は軍医だったというのに、弟も息子二人も本人も結核で死んだとは、コロナ並みに恐ろしい病気であったのだと思います。道理でワクチンではないがツベルクリンの注射を小学校では毎年全校生徒に打たれました。どうも私は、詩や哲学よりも現実に流れます。明日のお祭りのノリトが、まだ間に合いません。
ykoma1949
素晴らしい模様というかデザイン・・タイルブロック
の模様も素晴らしいが、それをバックアップしているのが
このガラスの壁面ですね。最近のガラスは大地震などに
遭遇しても、相当部分まで歪んだりしますが破れないとか
さすがに立派な街らしい施設ですね~
ガンジーの言葉、再度肝に銘じさせていただきます。
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