今日は時事三話。
まず、故郷信州の御嶽海が勝てば3人での優勝決定戦と
なった昨日の千秋楽。照ノ富士は暴れん坊の御嶽海を引き
付けて、一直線に寄り切って優勝した。
元大関が序二段まで落ちても相撲を続けたのは異例中の
異例。しかも幕内復帰、そして優勝はもちろん初めて。
苦節5年、「一生懸命やればいいことがある」。
実に重い言葉である。
次、昨日、8月2日は本来なら「長岡花火大会」の日。
残念というか当然というか、新型コロナ禍で中止されたが、
尺玉四発が粛々と打ち上げられたという。
昭和20年の8月1日は長岡が空襲を受けた日。犠牲者
の慰霊と復興を願って花火大会が始まった。信州の千曲川
が新潟に入って信濃川となり、その河原で打ち上げられる。
日本最大、大迫力の「正三尺玉」を打ち上げる大筒が
長岡駅前に展示される。
また、花火大会フィナーレを飾る約1キロの長さの
「ナイアガラの滝」は、優雅なゲルバートラス構造の
長生橋にかかる。
(いずれも2016~2017年のウォーキング時の写真)
三つ目は、昨年焼失した沖縄首里城の「地下司令部壕」
が報道公開された。信州松代の「大本営壕」と全く同じ、
昭和19年末から掘られたという。
沖縄の日本軍は、翌20年5月にこの壕を引き払って
本島南部へと撤退したのである。それはまさに、沖縄の
県民を「盾」にして軍隊が逃げる様相を示した。
手を焼いた米軍は、何と空中戦用に開発した新型爆弾
を容赦なく浴びせたとテレビの特集番組が報じた。
ペーパークラフトで一足お先に復元した首里城正殿
以上