中学の時「歴史研究会」という新しい部活を作り、まず善光寺の
本の読み合わせをした。日本で三番目に大きな木造建築、寺院には
珍しい妻入りなどを知った。4回目の部活は誰も来なかった。
今回、北国街道を歩き久々に善光寺を参拝。中世には今の境内より
南側に伽藍があったこと、その南大門あたりが大門という地名の元に
なったことを知った(昨日のブログ)。
そして今日は善光寺の屋根について。今回、善光寺から北国街道に
戻ると時に眺めた善光寺の側面である。奥の内陣の上の屋根は左手の
正面からの入母屋に直行した入母屋となっている。
俯瞰写真で見ると檜皮葺の屋根の稜線(棟)がはっきりと「T」の字
を描く。これを「撞木造り」という。撞木は鐘を打つT型の棒のこと。
平面図に稜線を書いてみる。下が入口、上が内陣、内々陣である。
明日はサラリーマン生活の最後に在籍したエンジニアリング会社の
OB会があり京都に行ってくる。前回は古希の七年前。今年は喜寿を
記念して久々の参加となる。