信州木曽の御嶽海が見事優勝、来場所の大関昇進も決定と
いう。信州出身者としては目出度い限り。木曽義仲が遊んだ
という熊のような突進力が冴えた今場所だった。
信州出身の大関と言えば、江戸時代の雷電為右衛門以来。
雷電の身長は六尺五寸から七尺(2メートル前後)と言われ、
強過ぎたので張り手と閂(カンヌキ)の力技を禁じられた。
通算254勝10敗、勝率96.2%(預かり=引き分けを除く)は
大相撲史上の最高記録。当時は番付の位(クライ)としての横綱
がなかったので大関が最高位だった。
雷電は信濃国小県(チイサガタ)郡大石村(旧東部町、現東御市)
の出身で、国道18号線沿いに生家(記念館)がある。雷電は
自ら金五十両を投じて生家を改築したため長く残った。
そのうち木曽福島にも御嶽海の記念館が出来ることだろう。
流山橋を渡って江戸川の対岸を散歩。コロナ感染再拡大で
まん延防措置の中の「越県行為」である。
お、流山橋東詰の信号がLEDになって見やすくなった。
「国土強靭化対策」の一環、土手の強化工事で一旦土手下に
降りる。一応「歩車(自転車)道」分離式である。
土手上に戻ると「国立」の休憩所、ご意見募集箱がある。
対岸の三郷方向を眺めると、おー綺麗な富士である。
この先の新しい橋の工事風景を次回に。