背中の荷台を傾けて、故郷である辺野古の青い海に土砂を
投げ入れることが気にならない訳ではない。
しかし、沖縄でもコロナ禍で皆の暮らしが苦しくなる中、
このダンプの運転で安定した収入があり、妻と幼い二人の
子との生活を支えることが出来る。
名護市長選の数日前の記事を思い出している。名護市で
再選された渡具知市長は、辺野古埋め立ては「黙認」であり、
米軍再編交付金での福祉充実を「実績」と訴えた。
この日、全国では17の市長選があった。うち11市で現職の
市長が再選を果たした。多くは保守系無所属である。
新人や元職が現職を破った6つの市の中に、名護市と共に
沖縄で行われたもう一つの市長選、南城市がある。ここ
では革新系の現職が保守系の新人に敗れた。
名護市でも沖縄全体でも少なくとも半数以上が辺野古
移設には反対である。しかし、埋め立て工事は粛々と続く。
その下の軟弱地盤問題など全くないかのように。
今朝は冷え込んだ。ベランダから見る日の出の位置も
北寄りになり、もうすぐ隣家の陰になるだろう。
そして、天頂には半月が白く輝く。うーん、この位置関係
はわかりやすい。太陽が当たる面と当たらない面である。
江戸川の対岸、流山側の土手道の散歩。新しい橋の工事が
見えて来る。清掃工場の煙突と橋台を重ねてみた。
送り手、受け手の準備が着々と?進む。
む?背景の雪山は?赤城連山より少し右の方向だが・・・。