甲子園には笑顔があふれ続けた。両チームとも「常に笑顔」
がモットーなのだろう。打っても守っても真っ黒な顔に白い歯
がこぼれる満面の笑み。
昨夕、ネットのライブ中継で観た高校女子硬式野球大会の
決勝戦。初回の得点以外は息詰まる投手線。守備にも綻びは
ない。両チームとも堅守である。
相手の倍以上の安打を打ちながら走塁ミスなどで残塁の山
を築いていた横浜隼人が最終7回に追いつき、延長十回の
タイブレークを制し初優勝。
初めて決勝に進出した新潟、開志学園も大健闘である。
準決勝までの2年生エースに代わって決勝戦を託されたのは
3年生の成沢実憂。ポニーテールを揺さぶりながら好投。
延長に入ってエース水口に代わった。タイブレークの十回
に2点を取られたが、「樹乃(水沢)が打たれたら仕方ない」
と2年生エースを讃える。
小中学校で野球をやっていても高校でやめる女子が多い。
そんな女子に甲子園での野球の楽しさを伝えたい。双方の
監督の思いは同じである。そして甲子園に笑顔があふれた。
今日の明け方の気温は29℃。この夏、エアコンなしでは
寝られない。
今朝の日の出散歩から