癌になりまして・・前立腺癌の重粒子線治療闘病記

群馬大学病院重粒子線医学センターでの前立腺癌治療日記・・癌の発見から重粒子線治療、治療後の経過・・病後の新たな毎日

群馬大学病院の先進医療停止措置について

2015-05-13 21:36:00 | 日記

群馬大学病院で肝臓腹腔鏡手術の死亡事故が多発したことを受け、厚生労働省は先進医療の患者受け入れを停止するよう要請した。

監督官庁の権威を保つための・・なんとも稚拙な判断だろうか!

今回の問題は、大学病院によくある態勢の問題で、それを見てみぬ振りをしていた監督官庁の責任である。監督官庁と大学病院が本気で根本的原因を是正出来るかが問われているのだが・・・結果的には上から目線の形式的制裁発動か・・・厚生労働省がより関与して効果的な改善を図ることが求められるのではないか。
この問題を受けて、大学病院の責任者、監督官庁の厚生労働省の責任者は何故処分されていないのか。


そして、先進医療で一括りにして、問題になっている腹腔鏡手術とは全く違う重粒子線治療までも停止するのは、如何なものか!
群馬大学の先進医療の80%を占めるのは重粒子線治療で・・・治療を待っている患者は多い・・・

結局、誰も責任を取らず・・・
しわ寄せは・・・癌を患い、治療を望んでいる患者に・・・
納得できないのは、私だけだろうか?