修学旅行誘致へ下見ツアー 政府が費用支援 北方領土問題の関心喚起
2018.4.17 14:12 産経新聞
福井照沖縄北方担当相は17日の記者会見で、北海道根室市や羅臼町など北方領土周辺自治体に修学旅行を誘致するため、
全国の中学校や高校の教員らを対象とした下見ツアーを8月に実施すると発表した。福井氏は「若い世代の北方領土問題の関心を
喚起したい」と語った。
ツアーは2泊3日で、計4回を想定。航空運賃や現地でのバス移動費、宿泊費などを政府が負担する。根室市の納沙布岬から対岸の
歯舞群島や国後島を見るほか、酪農や水産加工体験など地元の魅力を知ってもらう。5月以降に参加者を募る予定で、60人程度の
参加を見込んでいる。