肺炎、台湾がWHO会合参加へ。治療法など議論、異例の対応
2/9(日) 10:24配信 共同通信
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)当局者は8日の記者会見で、新型コロナ
ウイルスによる肺炎の治療法やワクチンについて話し合う11~12日の会合に、台湾が
参加すると明らかにした。台湾はWHO非加盟国で、中国の反対によりWHO総会への
オブザーバー参加も認められない状態がここ数年続いており、異例の対応となった。
WHO本部で開催された執行理事会=2月3日、スイス・ジュネーブ(共同)
会合はスイス西部ジュネーブのWHO本部で開かれる。約400人の専門家が参加
予定だが、中国を含め、感染者がいる国を中心に会場に実際に来るのではなく、電話や
インターネットを通じて協議する。台湾もオンライン参加となるが、議論に加わる
ことができるという。