菅義偉官房長官 2回目会見。新潟県佐渡島から約500キロメートル、島根県隠岐諸島から約300キロメートルの日本海上に落下したと推定
2017.5.29 09:02 産経新聞
菅義偉官房長官は29日午前、2回目の臨時記者会見を開き、
北朝鮮が同日午前5時40分ごろ発射した弾道ミサイルについて、「東方向に約400キロメートル飛行し、
新潟県佐渡島から約500キロメートル、島根県隠岐諸島から約300キロメートルの日本海上に落下したと推定される」
と発表した。落下地点は、日本の排他的経済水域(EEZ)内と「推定される」と述べた。
一方、岸田文雄外相は記者団に、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、同日に来日する中国外交担当トップの
楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)・国務委員と対応を協議する考えを表明。
国連安全保障理事会での対応を米韓両国と始めたことも明らかにした。
米軍も発射探知、6分飛行 北朝鮮弾道ミサイル
米太平洋軍は28日、北朝鮮のミサイル発射を探知したと発表した。初期分析によると、短距離弾道ミサイル1発で、
日本時間29日午前5時40分に北朝鮮東部の元山付近から発射され、6分間飛行して日本海に落下した。
太平洋軍は声明で、米国は「揺るぎない決意」で同盟国の韓国や日本の安全を守ると強調した。(共同)