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<台湾情報18-43>台鉄特急プユマ号が脱線瞬間の動画:自動制御装置スイッチ切られる…総統が現場視察

2018-10-23 01:35:03 | 台湾 中台・国際関係

自動制御装置スイッチ切られる…総統が現場視察

2018年10月22日 19時57分   読売新聞
 

普悠瑪列車宜蘭翻覆 事故前監視器影片曝光|中央社即時影音

 

【蘇澳(台湾北東部)】台湾北東部の宜蘭(ぎらん)県蘇澳で21日に特急列車が脱線し、

18人が死亡、180人以上が負傷した事故で、蔡英文(ツァイインウェン)総統は

22日早朝、事故現場を視察し、事故の状況や死傷者について報告を受けた。

蔡氏は「事故の原因を早急に明らかにするよう捜査部門に求める」と述べた。

22日、台湾北東部・宜蘭県の列車脱線事故現場で、記者団の取材に応じる蔡英文総統(中央)=A


 蔡氏の視察に先立ち、頼清徳(ライチンドォー)行政院長(首相に相当)も現場や負傷者が

運ばれた病院を視察しており、政権を挙げて事故対応を重視する姿勢を示した。


 台湾の中央通信によると、検察当局は22日夜、現段階では列車の速度超過が事故原因との

見方を示した。

一方、台湾鉄路管理局幹部は22日、脱線した列車は自動制御装置のスイッチが切られていた

疑いがあることを明らかにした。列車の運行状況や速度などを監視するシステムで、

台湾紙・聯合報はスイッチが切られていたため速度超過を防げず、事故につながった

可能性を指摘した。


 また、台湾鉄路管理局の別の幹部は22日の記者会見で、運転士から事故の30分前に

ブレーキシステムに不具合が生じたとの報告が入っていたと語った。

台湾当局は22日から本格的な原因究明に乗り出している。