EMERALD WEB≪拝啓 福澤諭吉さま≫

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Starbucks UK(英国)の税金逃れ(いわゆる例のアレですよ)    ★スタバその2

2016-05-06 11:35:57 | 産業・企業情報

中部大学の武田邦彦教授が「虎の門ニュース」でTax Havenについて解説していました。

4月11日の事で、You Tubeにもアップされていましたが、現在非公開になってしまいました。

スタバの税金逃れは2012年のことでマスメディアでも報道されています。

更に2014年でもスターバックスに対するオランダの税優遇が問題になり

EUでは調査に入っている状況。

まだ、現在進行形の問題なので 動画が非公開になったのではないでしょうか。

 

さて、イギリスのスターバックス(Starbucks UK)のやりかた。

タックスヘイブンに関連子会社をいろいろ作ります。

豆を仕入れ(スイスの会社)、オランダで焙煎、その豆を高額でイギリスのスタバに販売します。

イギリススタバは経費計上が多くなり、タックスヘブンの豆販売会社は利益を多くあげますが、税金は低額。

また商標権所有の会社をつくりロゴ使用料などの高額ロイヤルティを支払います。この会社も当然高い利益で低い税金。

技術料(ノウハウ料なんですかね)も支払い経費計上していました。

イギリススターバックスは経費をいろんな方法で計上し利益を少なくし、赤字にもっていきます。

イギリスで店舗をどんどん増やし、売り上げ高は多いのに赤字。イギリスには15年間税金を納めていなかった。

倫理的に問題がありますが、違法ではないんですよね。

こんな税金逃れをする会社です。

氷を多くしたアイスコーヒーをつくるのなんでチョチョイノチョイです。

 

スターバックスについての本は結構出ています。

本の題名は忘れてしまいましたが、スターバックス側の人が書いたものです。

 

3人でシアトルの小さなコーヒー店から始まり

いろいろなアイデアも出て、誰もがやって事がないことをやり

成功してきた。

おいしいコーヒーの提供とお客様へのサービスについては

徹底して教育している素晴らしい会社だ。

バリスタも誇りをもって仕事をしている。

経営者の確執もあったがスターバックスをみんな愛いしていた。

というようなことが書いてあり(ほんとにおおまかですが)

どっちかと言えば自画自賛の本でした

 

武田教授の解説

・・・・パナマ文書

タックスヘイブンにある銀行同士の取引はは記録を残さないとのこと。

なので、タックスヘイブン内の会社のお金の流れは全くわからず、複雑に銀行を流れ

蓄財されていくのでしょう。

記録がないのになぜパナマ文書があるのか。

タックスヘブンの地に赴き自分で出し入れをすれば記録は残らない。

わざわざパナマまでいくのは大変。それを代行する会社があるわけです。

代行する会社はお客より預かったお金なので、漏らさず記録する。

今回はそれが漏れたんです。

 

ジャーナリスト 佐藤優氏

・・・パナマ文書に関わると怖いよ。へたしたら殺される。

   ホテルでお風呂に入っていたら突然大きな男たちが現れて殺される。そんな事もあり得るんです

ほ~ 怖いね。一般国民には関係ないけど。

 

☆最後までお読みいただきまして有難うございます。