佐渡鉱山 国内候補逃す。世界文化遺産
2018/07/19 13:25 新潟日報
国の文化審議会世界文化遺産部会は19日、2020年の世界文化遺産登録を目指す候補として、
「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)を選んだ。
県と佐渡市が登録を目指す「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(佐渡市)は、15年から4年連続で推薦を見送られた。
県と市は3月末、文化庁に佐渡鉱山の推薦書原案を提出した。七つあった構成資産を三つに絞り、佐渡鉱山が持つ
普遍的な価値をより分かりやすく説明できるよう努めたが、及ばなかった。
国内推薦候補に選ばれた縄文遺跡群は、国の特別史跡である国内最大級の集落跡「三内丸山遺跡」(青森市)を
含む4道県にまたがる史跡で構成される。文化庁に推薦書原案を提出したのは、今回で6回目。
審議会は選定理由として、顕著な普遍的価値が認められうることや、推薦内容の検討が相対的に進んでいることなどを
挙げた。
一方、佐渡鉱山については「昨年度からの進捗(しんちょく)がみられ、縄文遺跡群に次ぐ案件として有力な
推薦候補となりうる」とした。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は20年の審査から、世界遺産の推薦枠を文化、自然合わせて1国1件に制限する。
縄文遺跡群は、20年登録を目指す自然遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)と
競合する見込みだ。政府が19年2月1日までに、どちらを国内推薦候補とするか調整する。
軍艦島に続き…日本、強制労役現場「佐渡鉱山」世界遺産登録を推進
2018年07月19日15時12分 中央日報
新潟県佐渡市側がこの地域に位置する佐渡鉱山(佐渡金銀山)の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産の
登録に向けて熱心に活動している。
19日、共同通信によると、日本政府文化審議会はこの日会議を開き、北海道と東北地方を中心にした
「北海道・東北の縄文遺跡群」を世界文化遺産申請候補に決めた。
この日、佐渡鉱山も候補に入ったが、審議会は縄文遺跡群を候補に選んだ。しかし、新潟県と佐渡市側は今後も
引き続き佐渡鉱山のユネスコ世界文化遺産登録に向けた活動を行っていくと発表した。
佐渡市側は「鉱山開発の歴史や機械化以前の生産実態などが分かる炭鉱構造や装備などが世界的な価値がある」と
主張している。
しかし、韓国首相所属の対日抗争期強制動員被害調査及び国外強制動員犠牲者等支援委員会は、佐渡鉱山に動員された
朝鮮人労働者が少なくとも1400人に達すると推定した。
これに先立ち、日本政府は2015年7月には長崎県長崎市の軍艦島をユネスコ世界遺産に登録させたことがある。
軍艦島は長崎から約18キロ離れた端島のことをいう。遠くから見るとまるで軍艦のように見えるという理由から
このような名前がついた。野球場2個分の大きさの軍艦島には、1916年三菱が建設した日本最初の
鉄筋コンクリート建物が所狭しと並んでいる。
1940年代に多くの朝鮮人がこの島の海底炭鉱に徴用されて強制労働に苦しめられた恨(ハン)が
交錯する場所だが、日本側の執拗な試みでユネスコ世界遺産に登録された。
川崎在日コリアン生活文化資料館 資料室より。
写真提供: 朴順伊氏
写真には「佐渡徴用 1941年」と説明がありますが、徴用は1944年9月以降なので意図的に書き込んだと思われます。
朝鮮半島で募集をし採用された人たちです。みんな無理やり連行されてきた顔してますか?服装もきちんとしてます。
![]() |