ロシア 北朝鮮への対応を考案
2017年06月28日 03:08 SPUTNIK
ロシア政府は朝鮮半島問題解決の「ロードマップ」を策定。パートナー国と協議する予定が
ある。ロシアのモルグロフ外務次官がスプートニクに伝えた。
モルグロフ外務次官は、「我々はある種の『ロードマップ』といった実用的な措置セットを策定。パートナー国と協議する
用意がある。最終的な目標は、半島の非核化を含むその問題を解決するとともに、東北アジアにおける確固とした
平和メカニズムを形成することにある」と述べた。
文書には、前提条件なしの対話へと各国が進んでいく段階的な計画が含まれているという。「相互自制とお互いに挑発
しないことに加え、攻撃せず力を行使せず、力で脅さないという関係の一般原則に関する話し合い」から始めるよう見ら
れている。また、将来的に核・ミサイル計画を放棄できるように北朝鮮には安全保障が提供される必要がある、とモルグ
ロフ外務次官は強調した。
前提条件なしの対話など、北朝鮮に核開発、ミサイル開発の時間を与えてしまうだけです。
タオルミナサミット後の安倍首相の会見
安倍総理大臣は、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮について、「20年以上、北朝鮮問題の平和的解決
を模索してきたが、現実を見れば、対話の試みは時間稼ぎに利用されてしまい、北朝鮮は、ICBM=大陸間弾道
ミサイルや核兵器の開発を続けてきた。国際的な無法状態が、残念ながら常態化している」と指摘しました。