ラオスにおける水害被害に対する緊急援助
平成30年7月25日 外務省
1 本25日,我が国政府は,ラオス人民民主共和国南部アタプー県における水害被害に対し,同国政府からの要請を受け,
国際協力機構(JICA)を通じ,緊急援助物資(テント,毛布等)を供与することを決定しました。
2 我が国としては,日・ラオス間の友好関係に鑑み,被災者の人道的ニーズに応えるため,ラオスに対し,
緊急援助を行うこととしたものです。
[参考]
ラオス・アタプー県では,7月23日夜の大雨によるダム決壊で水害被害が発生。
多くの死者・行方不明者が発生している模様。
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この動画は2017年9月に起こったラオスの貯水池(小規模ダム)の決壊と判明しました。
掲載元 Mail Online
ラオスでダムが決壊し押し寄せる水、逃げ惑う人々
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ラオスのダム決壊でSK建設社長が現場に出動、救助活動指揮へ
行方不明者数百名、6600人超が被災
2018/07/24 21:42 朝鮮日報
ラオス南東部で23日に起きた建設中の水力発電ダムの決壊事故で、ダム建設に参加している韓国のSK建設は
現在、アン・ジェヒョン社長がダム建設現場に出動し、対策委員会を立ち上げて救助活動の計画を立てていることが
分かった。アン社長が救助活動を陣頭指揮する予定だという。事故では多数の死者・数百名の行方不明者が出ているが、
この中に韓国人が含まれているかどうかについては確認中だという。
24日(現在時間)、AFPなどの外信によると、ラオス南東部のアタプー州で23日、水力発電用のダムが決壊し、
50億立方メートルの水が流れ出て六つの村が洪水に襲われ、1300世帯、約6600人が被災した。
決壊したダムはセピアン・セナムノイ電力会社(PNPC)が建設しているもので、PNPCは2012年3月に
韓国のSK建設・韓国西部発電などが設立した合弁企業だ。ダムの進ちょく率は92%を超えており、
来年2月から商業運転に入る予定だった。
SK建設の関係者は「ダムは昨年、工期より5か月前倒しで工事を終え、1年早く貯水し、試運転に入っていた」
「今回決壊したダムは、メーンのダムではなく、五つの補助ダムのうちの一つ」と説明した。
SK建設の関係者によると、ラオスでは現在、雨が続いており、補助ダムの一つがある地域の川が氾濫してダムの
上部が一部崩れ、下流の村で浸水被害が起きたという。また、ラオス政府との協力により周辺住民はすでに
避難を終えているという。