タイ洞窟の救助班、今度はダム決壊のラオスで救出活動
2018年7月27日 21:46 発信地:アッタプー/ラオス AFP
【7月27日 AFP】ラオス南部で建設中だった水力発電用ダムが決壊した事故で、タイの洞窟に閉じ込められた
少年らを脱出させたチームが救助活動に加わり、数日間空腹と恐怖に耐えた生存者らを救出した。
渦巻く水流、腰までの高さに達した泥の中から乳児が注意深く運び出される様子を捉えた動画が、27日公開された。
23日に豪雨でセナムノイ(Xe-Namnoy)ダムが決壊すると、鉄砲水が複数の村を襲った。高台に避難した住民は、
濁流を前に立ち往生を余儀なくされた。
大規模な自然災害への対応能力が十分とはいえないラオスには、国際救助班が次々と出動し、救命活動を急いでいる。
タイ北部の洞窟に閉じ込められたサッカー少年らの救出に貢献したばかりのチームも加わり、根こそぎ倒れた
木々やがれきが浮かぶ急流を数キロ進み、生存者らの救出に当たった。救出の様子を映した動画の再生回数は、
50万回近くに上っている。
ラオスのアッタプー県で救出活動を行う、タイ救助チーム。同班提供(2018年7月26日撮影、27日公開)
韓国の救助隊は7月26日出発。遅いよ。