新年参賀に平成最多15万人
陛下「多くの人々にとり良い年に」
新年恒例の一般参賀が2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下と皇太子ご夫妻をはじめ皇族方が宮殿
「長和殿」のベランダで、集まった人々に応えられた。
天皇陛下は「本年が少しでも多くの人々にとり、良い年となるよう願っています。年頭に当たり、わが国と
世界の人々の安寧と幸せを祈ります」と述べられた。
今回は平成最後ということもあり、参賀者は15万4800人と平成最多だった昨年(12万6720人)
を大きく上回った。宮内庁は5回の予定だった参賀の回数を7回に増やして対応。同庁は6回目でいったん
終了の案内をしたが、入門が続く様子を見た両陛下が参賀者に配慮してお出まし追加の意向を示され、
急(きゅう)遽(きょ)、7回目が実施された。
陛下は譲位後、全ての公務を皇太子さまに譲られる。同庁は来年以降、両陛下の新年一般参賀への
ご出席は「未定」としている。
https://www.sankei.com/life/news/190102/lif1901020011-n1.html