韓国議員ら15日に竹島上陸へ 「韓国領土を守る意志を伝える」 日韓関係への波紋必至
2016.8.13 17:39 産経新聞
【ソウル=名村隆寛】韓国の超党派の国会議員団が、日本の朝鮮半島統治からの解放記念日に当たる「光復節」の15日に竹島(島
根県隠岐の島町)への 上陸を計画していることが明らかになった。
日本政府は外交ルートを通じて韓国政府に抗議した。日韓は12日、韓国の元慰安婦支援財団に日本政府が10億円 を拠出すること
で大筋合意したばかり。上陸が決行されれば、改善の兆しがある日韓関係にも影響が及ぶのは必至だ。
聯合ニュースによると、 上陸を計画しているのは与党セヌリ党の羅卿●(ナ・ギョンウォン)議員を中心とした「国会独島(ドクト=竹島
の韓国での呼称)訪問団」。同党議員6人のほ か、最大野党「共に民主党」「国民の党」の議員ら計9人が名を連ねている。
一行は15日午前、竹島に上陸し「独島警備隊」を激励するほか、韓国政府が設置 している島の警備施設などを視察する。
現地で一般の訪問客との懇談も予定しているという。
一行を実質的に率いる羅氏はこれまで、韓国の女性議員として初の国会外交統一委員会委員長や、韓日議員連盟の女性委員長な
どを務めている。
竹島上陸の目的について韓国側の関係者は「日本が独島の領有権を主張し続ける中、光復節を迎え、韓国の領土を守る意志を国民
に伝えたい」などと説明 しているという。
先月25日には「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が竹島に上陸、今月9日にソウルで行われた日韓局長級協議で日本政
府が韓 国に強く抗議している。
外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は13日、韓国の李煕燮(イ・ヒソプ)駐日公使に「竹島の領有権に関するわが国 の立場に照ら
し、到底受け入れることはできない。極めて遺憾だ」と電話で伝え、計画の中止を要請。
ソウルでも鈴木秀生臨時代理大使が韓国外務省の鄭炳元 (チョン・ビョンウォン)東北アジア局長に抗議した。
外務省幹部は「実際に上陸されるまで待つ理由はない。日本の立場は今後も明確に伝えていく」と強調し た。
<韓国報道>
日の抗議にも...与野党議員ら、光復節独島訪問予定通り(総合)
016/08/13 19:00 聯合ニュース(韓国語)
議員活動の一環であるだけに、外交的に拡大解釈しても「"大韓民国の領土訪問は、してはいけないということは、失礼」
(ソウル=連合ニュース)イグァンビンベヨウンギョン記者=光復節を迎え、独島訪問を必要があり計画している国会議員は13日、日本
政府が韓国側に抗議の意思を伝えたにもかかわらず、独島訪問を予定通り推進するという立場を重ねて確認した。
これと関連し、金杉憲治、日本外務省アジア大洋州局長は同日、駐日韓国大使館イフイソプ駐日公使に電話をかけ、
「竹島(竹島・日本が主張する独島の名称)の領有権に関する我が国の立場に照らして到底受け入れを許容できない。
非常に残念」という意を表明した駐日韓国大使館が伝えた。
これに対して、今回の独島訪問の団長を務めたセヌリ党ナ・ギョンウォン議員はこの日、聯合ニュースとの通話で
「私たちの領土に行く。4日本のこのような抗議は情けない」とし「予定通り、独島を訪問して団長としての役割を尽くしたい」と明らかに
した。
独島訪問のイベントを主導しているな当ソンイルジョン議員も通話で日本政府のこのような立場に "批判の価値もない」と一蹴し、「独
島警備隊関連施設点検などの純粋な議院活動の一環として、独島訪問を予定通り推進する」と述べた。
加えて、民主党キム・ジョンミン議員も「大韓民国の領土である独島に大韓民国の国会議員が訪問することについて、行かないのは失
礼だろう」とし「(日本は)他の日でもなく、光復節に反省する心を持たなければならない。侵略行為を美化する姿勢を持つは話にならない」と述べた。
国民の党ジャンジョンスク議員も通話で、 "日本が私たちの領土内で移動することに干渉することは、非常に遺憾。予定日通りに行
く」と話した。
セヌリ党の議員をはじめ、同党のソンイルジョン・ガンヒョサン・キム・ソンテ・イジョンミョン・ユンジョンピル議員、共に民主のキム・ジョ
ンミン・ファンヒ議員、国民の党ジャンジョンスク議員が参加する「国会独島訪問団」は、来る15日、
独島を訪問する計画を明らかにしている。
韓国人1ケ月間入国禁止位ガツンとやらないとダメです。韓国人による観光収益など計算に入れなくても良い。
尖閣も竹島ももっと早い時期に港なり観測所なり作って経済活動している実績を作らなかったのだろう。
竹島は韓国併合時代から可能だったはず。尖閣は1968年(昭和43年)以前はなんの騒ぎもなかった。これ以前から日本領土を強調
しておくべきだったのではないか。小さな島だからと侮っていたのではないだろうか。小さな島もいつ宝島になるかわからないのだ。
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