【2026冬季五輪】 日本の福井特命担当大臣がトルコでの開催を支持すると表明
2018年5月4日金曜日 TRT
海洋政策などを担当する日本国内閣府の福井照(ふくい てる)特命担当大臣が、2026年冬季オリンピックとパラリンピックの
開催地の最終選考に残らなかったら、トルコを支持すると表明した。
トルコを訪問した福井照(ふくい てる)特命担当大臣
トルコ共和国青年スポーツ省のオスマン・アシュクン・バク大臣が、公式訪問のためにトルコを訪れた、海洋政策などを担当する
日本の福井照(ふくい てる)特命担当大臣と5月3日に会談した。
トルコ共和国青年スポーツ省から行われた発表によると、バク大臣は会談で、トルコと日本はいつも強い絆で結ばれた国であると
表明し、「日本とは経済と観光の面における関係も非常に良好なレベルである。2026年の冬季オリンピックの開催地でも両国は
候補となっている」と述べた。
トルコで毎年5月19日は「アタチュルク記念・青少年・スポーツの日」として祝福されており、その週は青少年週間として
さまざまな行事が行われていることに触れたバク大臣は、青少年とスポーツの分野において数多くの共同プロジェクトを行うことが
できるとし、両国の間で「青少年とスポーツの分野に関す得る協力合意」に署名することができると話した。
日本の福井特命担当大臣は、両国が2026年冬季オリンピックとパラリンピックの開催地候補となっていることに触れ、
日本が最終選考に残らなかったらトルコを支持すると表明した。
スポーツの目的は平和であると表明した日本の福井特命担当大臣は、「2020年に東京で開催されるオリンピックと
パラリンピックにより、世界に平和と文化の伝説が広がることを目指している。オリンピックとパラリンピック開催中に
地震が発生したときに備え、あらゆる対策が取られていることを認識してもらいたい。この意味で、トルコのスポーツ選手が
参加するのに何の不安も持たないことを願っている」と述べた。
日本は来年(2019年)G20(20カ国・地域)サミットを主催することに触れた日本の福井特命担当大臣は、2019年5月1日に
日本の天皇が交代することも話し、これらの機会にレジェプ・ターイプ・エルドアン大統領を日本に招請したいという日本の意向も
伝えた。