アルバニアでM6.4の地震、6人死亡150人負傷
2019年11月26日 17:41 発信地:ティラナ/アルバニア AFP
【11月26日 AFP】アルバニアで26日、マグニチュード(M)6.4の強い地震が発生し、
6人が死亡、約150人が負傷した。
地震は午前3時54分(日本時間同日午後11時54分)に発生。ヨーロッパ地中海地震学センター
(European-Mediterranean Seismological Centre)によると、過去数十年で最も強い今回の
地震の震源は首都ティラナの北西34キロの位置。震源の深さは10キロだという。
国防省の発表によると、港湾都市ドゥラス(Durres)では犠牲者3人の遺体が、損壊した建物の
がれきの中から発見された。
また首都ティラナ北郊トゥマン(Thumane)では、がれきの中から男性1人と女性1人の遺体が
収容されたという。
同国北西部クルビン(Kurbin)では、パニックの中、建物の複数階から飛び降りた50代の男性が
死亡した。
オゲルタ・マナステリウ(Ogerta Manasterliu)保健相は、ティラナとドゥラスの病院で少なくとも
負傷者150人が治療を受けているとしている。
アルバニア西部ドゥラスで、地震により損壊した建物の前に集まる人々(2019年11月26日撮影)
アルバニア西部ドゥラスで、地震により損壊した建物の前に集まる人々(2019年11月26日撮影)
アルバニアの首都ティラナの北西部にあるトゥマンで、地震により倒壊した建物のがれきを取り除く人々(2019年11月26日撮影)。