日本発おどろきフルーツ 皮まで食べられるもっちり食感の「もんげーバナナ」
2017年12月21日 22:29 SPUTNIK
日本で皮まで食べられるという画期的なバナナが栽培されだした。その名も「もんげーバナナ」。
「もんげー」とは岡山の方言で「すごい」という意味。バナナといえば輸入物が普通で、有機バナナを除いては輸送の際の腐食、
防虫効果のために青い状態で収穫されたり、シアン化水素の燻蒸が施されるなど、ポストハーベストが一般だと認識されていただけに
皮まで食べられる安全なバナナで、しかも美味となれば付加価値は極めて高い。
栽培しているのは岡山の「桃太郎パパイヤ研究所」。同研究所は、独自の耐寒性遺伝子情報覚醒技術を開発し、バナナの適正栽培地は
熱帯地方という概念を覆した。現在、栽培されている耐寒性作物はパパイアとバナナだが、この先、グアバ、パイナップル、マンゴー、
ライチへとラインナップを広げていく。
香りが高く、高糖度でもっちりとした食感だというこの「もんげーバナナ」は店頭では1本600円以上。
ちなみに1キロ60ルーブル(およそ116円)の輸入バナナを買っているモスクワ市民には今のところ、この値段は「もんげー」高い。