アメリカで大雪 空港閉鎖 交通事故相次ぐ
2019年1月15日 5時50分 NHKニュース
アメリカでは13日から14日にかけて、東部や中西部で大雪となり、首都ワシントン近郊の空港を
離着陸する航空機を中心に1600便以上が欠航したほか、政府機関が閉鎖されました。
アメリカでは、発達した低気圧の影響で、13日から14日未明にかけて東部や中西部で大雪と
なりました。
この影響で、中西部のミズーリ州などで、雪が積もったり、路面が凍結したりした道路で
交通事故が相次ぎ、少なくとも9人が死亡したほか、首都ワシントン近郊の空港を離着陸する
航空機を中心に1600便以上が欠航しました。
ワシントン周辺では雪はやんだものの、積雪が25センチ前後に達し、外出するのは危険だとして
政府機関は14日閉鎖され、職員は自宅待機になりました。
すでに政府機関が一部閉鎖になっているワシントンの町なかはさらに人通りが少なくなり、
ふだんは多くの政府職員や観光客で混雑するホワイトハウスや連邦議会議事堂の周辺の通りや
広場なども閑散としています。
雪の影響による政府機関の閉鎖は14日だけの見通しですが、国境の壁の建設をめぐる
トランプ大統領と野党・民主党の対立による政府機関の一部閉鎖は解除のめどが全くたっていません。