北朝鮮の核の背後にイラン?…英「北の独自技術では限界」
2017年09月10日11時38分 中央日報
北朝鮮の核兵器開発の背後にイランがある可能性を英国メディアが伝えた。
英日刊テレグラフは現地時間9日、英国外務省関係者の話として、外務省が過去と現在の核保有国が北朝鮮の
金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の核ミサイル推進を支援したのかを調査中だと報道した。
同紙によると、北朝鮮の核兵器開発を支援したという疑惑を受けている最初の国はイランだ。ロシアもやはり可能性が高い国の
ひとつとして注目を浴びている。
英国のジョンソン外相は先週下院で北朝鮮の核危機に関する質問を受けこうした外務省の方針を示唆したと同紙は伝えた。
当時ジョンソン外相は、「この国(北朝鮮)が正確にどのように技術的な能力を跳躍させたのかを調査している。過去と現在の
一部核保有国が偶然に、または別の方式で役割をした可能性を調べている」と明らかにした。
北朝鮮が主張するように独自の技術で進展を成し遂げたという主張は信頼性が落ちるというのが英国高官の意見だ。
英国のある官僚は「北朝鮮の科学者はある程度能力を備えているが、明確に彼らは(核兵器開発を)完全な真空状態でして
いるのではない」と話した。
外部勢力の技術的支援なく北朝鮮が現在の核兵器技術水準に到達するのは難しいという趣旨だ。
その上で同紙は北朝鮮と彼らを助けた国のつながりが確認されれば、さらに効果的で実質的な対北朝鮮制裁を取ることが
でき、新たな外交的方策が開けると説明した。