米ハリアー戦闘攻撃機が墜落 沖縄本島東沖 乗組員は無事
2016年9月22日 15:09 琉球新報
22日午後、米空軍嘉手納基地を飛び立ったAV8Bハリアー戦闘攻撃機1機が沖縄本島東沖合に墜落した。関係者によると乗組員
は無事で中城海上保安 部などが救助に向かっているという。午後2時58分ごろ、嘉手納基地からHH60救難ヘリが離陸するのが確
認された。海保などが情報収集を進めている。
ハリアー墜落場所は辺戸岬東153キロ海域 米本国所属、岩国から嘉手納に飛来
米空軍嘉手納基地を飛び立ったAV8Bハリアー戦闘攻撃機が22日午後、沖縄本島東沖合で墜落した事故について、第11管区海
上保安本部は午後2 時10分ごろに那覇空港事務所から「辺戸岬から東に約153キロ付近の海上に米軍所属航空機が墜落した模
様」との連絡があったと発表した。米軍は午後2時 40分ごろ、11管に対し救助を要請した。11管は巡視艇1隻と航空機1機を現場海
域に派遣し、救助に向かっている。
関係者によると乗組員は墜落前にパラシュートで離脱し無事だという。墜落したハリアーは米本国の基地所属で今年8月に岩国基地
から嘉手納基地へと飛来し、県内で訓練などを実施していた。
嘉手納基地からは午後2時58分ごろにHH60救難ヘリが離陸するのが確認された