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2023新潟県高校総体陸上地区予選会 注目種目の結果について振り返る (その1)

2023-05-11 22:49:41 | 高校陸上
2023年度春季「新潟・下越・佐渡地区高校陸上」「上越・中越地区高校陸上」
5月6日から3日間、新潟県高校総体陸上の予選会として、2会場(新潟市長岡市)に分かれて競技が行われました。
前の記事でも書きましたが今年度の春季地区予選会では、ちょっと男女混成競技でモヤモヤ感があったり、有力選手が準決勝または決勝を欠場していたりという案件がありましたが、種目によっては大会新記録が出ていたり、名勝負が繰り広げられた種目もありました。
では、ここからはそれらの種目を振り返っていくことにします。

5月6日(土) 新潟・下越・佐渡地区 女子やり投げ 決勝


この地区の女子やり投
春先から好調を維持していた開志国際高校勢3人 (万徳 倖帆、荒井 美海、平野 寧々)VS 東京学館新潟 神保 奈々
4強の戦いということで注目していました。4人とも自己ベストが40mを越えてまして、当予選会最終結果もこの4人で上位4位までに入るという安定感がある結果になりました。
その中でも、今回の新潟下越佐渡地区大会を制した万徳は、2023年度はここまで4試合すべてで40mを超えるという抜群の安定感が光ります。
4月23日の下越陸上選手権で自己ベストとなる42m94,そして当予選会では自己2番目記録となる42m61を記録。
このあとの県高校総体が、当予選会に続いて再び新潟市陸上競技場で開催ということを考えれば、万徳はさらに自己記録を伸ばしてくる可能性もあります。
この万徳に迫るのは誰か?
当予選会2位に入った神保は、4月15日の新発田記録会で開志国際の選手に勝って、自己ベスト41m86を出している。40m Overは今季2試合でしかないが、今後の活躍が期待できる選手と見ていいと思われます。
一方、今回予選会では4位となった平野については、40m越えを記録した次の試合では40mラインに届かず、その次の試合では40m越えを果たすとその次は35m台ということで好不調の波が激しいという印象がある。それだけに、安定してどの試合でも40mを超えるようなパフォーマンスを見せてほしいですね。
ちなみに平野の出身地は北海道。2023インターハイの開催地も北海道。負けられない戦いはまだまだ続きます。
新潟下越佐渡地区の4人が、新潟県高校総体でも優勝争いの中心になることは間違いないでしょう。あとは、その4人の中に割って入る選手は現れるか?
新潟県女子やり投は、面白い戦いが続いていきます。



5月7日(日) 両地区 男子100m 決勝





2022年度は関口裕太選手の大活躍などもあり急激にレベルがアップした感がある新潟県高校男子短距離
2023年度の春季地区予選会については、2022年の新潟下越佐渡地区のレベルには及ばないかもしれない。
それでも新潟下越佐渡地区では 決勝進出8名はすべて10秒台を出しており、上越・中越地区では三条高校の鶴巻が準決勝・決勝と大会新記録を連発して地区大会を制する、といった具合に、県大会を前にヒートアップしている印象を受けましたね。
結局、新潟下越佐渡地区の春季大会男子100mを制したのは開志国際の岡田丈となり、その一方で、準決勝を10.71(+1.2)で走った岩舩(新潟明訓)が決勝レース失格となってました。しかし、インターハイへのはじめの一歩となる大会とはいえ、早くも面白い戦いが繰り広げられている印象があります。
この先 誰が活躍していくか、今年も見どころが多くなりそうな予感がする新潟県高校男子100mです。

(次ページ:その2へつづく)

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