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主夫の徒然なるままに

言語の習得(10)読み書き文字の習得

4歳の幼児が話す日本語は、日常会話では、ほぼ完ぺきになり、困ることは無くなった。

「このお菓子美味しいんだよね。」おいしいに終助詞をつけて、感情まで加えて話すことができる。英語では不可疑問だろうか。そういう言い回しの言葉が何のためらいもなく話せるよう になったことに驚く。4年間で日常生活に困ることのない言語能力を習得するのだから、幼児は凄い。

昔、アメリカの幼稚園生がすらすらと英語をはなすすのに感心して、しかも羨ましいと思ったことがある。日本 に来たアメリカ人はけっして日本 の幼児
にそういう感情はもたないだろうと思う。英語を話せるだけで幼児をうらやましく思うことが、英語コンプレックスの始まりであり、英語奴隷への道だったかもしれない。


 ただし、幼児にとって、読み書きの文字の習得は難しい。ひらがなであっても、読むのは、まだ一文字一文字だ。絵本のなかの文、「わたしは、ちゃんとすわった」「いっしゅうかん」を読ませると、「わ・た・し・ハ・ち・や・ん・と・す・わ・つ・た」「い・つ・し・ゆ・う・か・ん」一語ずつ読む。これを克服するのも簡単ではない。促音「っ」 拗音 「ゃ 」「ぅ 」「ょ」など、どうやって教えるのか、あるいは、学んでいくのであろうか。

さて、ひらがなが書けるようになっても、もう少し頑張りが必要だ。文字を相手に伝わるように書くには長い時間がかかりそうだ。






友達への初めての手紙
木=き ナ=な わ=は で何とか解読してみる。
<きみわなんのごはんがだいすきなの いちごがだいすき でもおもちゃがあそぶのがたのしい>
漢字カタカナ変形ひらがなで難読だが、努力と実行力で満点としよう。

数字の概念も容易くはない。1から10、20、100と数えるのは楽しそうだが、5と8とどちらが大きいという質問に即答できない。1に2を足すといくつになるか、指を使って考えている。

読み書きそろばん の学習が今から何年も続く。幼児たちよ、がんばれとエールをおくりたい。

で、そこに英語教育だ。
 英語の幼児教育に対してはいろいろな意見が混在しているが、その効能は大人になってからの結論となるであろう。ただし、習い事の上位に英語学習が入っていることは確かで、それほど今の大人たちが英語に苦しめられたか、自尊心をきずつけられたかの証明であろう。あるいは、英語ができれば、給料が高くなるという幻想からくるのであろうか?

インドの経済的発展に英語力が関係しているのは確かであるが、インドの文盲率が30%ある事実とどうむきあうのか




主夫の作る夕食

時には お刺し身



おもいでぽろぽろ


もう一度行きたいラオス。






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