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主夫の徒然なるままに

ビックリモンスター

 「ビッグモーター」を「びっりモーター」と言っているSNS投稿者がいたが、私としては「ビッリモンスター」と言いたい。

 伸長145㎝の元副社長、そこまで非人間的行為ができるのかと疑いたくなることを臆面もなくやり続けた人間。今頃、南米当たりの高級ホテルの避暑地で優雅に暮らしているのではないかと邪推してしまう。
 政府機関ののんびりした対応と他にもっと重要なことがあるだろうと思うのに、雑草を枯らしたことなどに焦点をあてて問題視している。消費者に多大な損害と危険を与えた不法行為に目を向けないのは何故だろう。やまほどの相談があったのに、消費者庁はなぜ動かなかったのか。消費生活センターは、何のためにあるのだろうか。

 個人的にビッグモーターから車を買ったこともなければ、オイルも換えたことがない。車は好きなので、4~5年ごと中古車を買い替えてきた。その経験をかわれて、後輩がビッグモーターでの車の購入時の見積もりをもって相談にきた。これは妥当かと聞いてきたのだが、今まで見たこともない変な費用項目があり、こういう中古車屋は、止めた方がいいと伝えた。
 
 車に詳しくない素人は騙される!?

  購入時の見積もり書をもらうと、不思議な項目がいっぱいある。まず、車庫証明。8,000円~18,000円の費用が書かれているが、自分でやれば、2500円前後でできる。今回初めて軽自動車の車庫証明をとったが、1000円ちょっとだった。再度驚いた。

 妻の車の購入にホンダの販売店に行ったが、担当のセールスマンは、平然とした顔で、「車庫証明は個人では取れません」と言った。それ以降、そのホンダ販売店には2度と足を運ぶことは無かった。

 他にも意味不明の費用が多い。例えば、納車費用、家まで届けるので6000円? 高級なオプション品の数々。オートバックスで調達すれば、3分の1で購入可能かも。延長保証料2万円をつければオイル無料の罠?。ダイハツの軽自動車を買いに行ったら、下取り1万円と言われた、「えっ?」と聞きなおしたら、上司の電話で訊いてみます。で、やはり「1万円」それなのに下取り査定料までとるのはどうかしていませんか。ちなみに他店では、30万円の下取りであった。
 車に関する素人と思われたら、何されるかわからない、いわんやビッグモーターなどに足を踏み入れたら、やはり、地獄が待っているのは、確実だったにちがいない。

 ビッグモーターの悪辣さでもっとも驚いたのが、大量の新入社員を雇い、辞めさせていくその手法である。毎年5000人ほどの新入社員を入れる。その新入社員に車を購入させる。利率の高いローンを付ける。家族への車の購入や車検を必ず受けさす。その後、「死ね」とラインして辞めさせる。この方法で膨大の数の車を売却可能となる。この手法は、保険の外交員募集と同じ方法である。学歴無用、高収入をうたい、自分や家族、友人らに保険に加入してもらう。その後、簡単には、だれも保険に入ってくれない。退職となる。保険会社は、大量の契約を勝ち取る。次の年も同じことを繰り返す。(生命保険は入るほど損) ビッグモーターと損保ジャパン、同じ穴のムジナであろう。

 怪しい中古車は多い。格安新古軽自動車などと歌っている中古車屋があるが、結局、新車で買った方が安かったなどということはザラだと聞く。お気に入りの色の軽自動車があったので、中古車屋に実際に見に行ってみると、後ろの部分が大きくへこんでいた。「買い手がついたら直します」だって。その店の看板には、「ゆるい審査で車が買えますよ!」初めて車を買いに来たと推測されるお母さんと息子さん。「車に付けている値段表の安さだけにごまかせれ手はいけませんよ」と言いたくなった。買ってからの中古車店とのつながりが一番大事です。お店の信頼で車を買いましょう。そんなアドバイスをしたくなってしまった。



< 思い出の高須進学スクール >













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