金生遺跡を世界遺産 世界標準時の天文台にしよう会

波状突起口縁の土器の示すもの から考える

2、3、4、6、8、12、24、72
この数列は何でしょうか
暦に関係する数字ですが

二至     365日/2    183日 182日
二分     183日/2     91日  日以下は切り捨て、以下同様にして
四立      91日/2    45日   八節の暦

月の満ち欠けは  30日
半年       183日/30日     6回
  一年に                12回
潮の満ち干の影響  30日/2     15日 上弦 下弦状況が変わる

ここで太陽暦の   45日/3  神秘数 3   15日  二十四節気の暦
ここまで来ることが出来れば、太陽と月の暦の区分が一致する シンクロする

さらに
潮の満ち干は区分できて  15日/2     7日 一週間となる
太陽暦では        15日/3     5日 七十二候の暦

土器には七十二候の72波状突起までは見えないものの
2、3、4、5、6、7、8、12、24 までの波状突起口縁の土器は存在する

4,8 は火焔土器のような特別なものになっていたものと考える。

 

5,7 は晩期には特別なものとして存在していたようだ。

 

 

こうした事から見て、このような区分が縄文社会で、実用されていたのだろうと考える。
太陽暦と太陰暦を並行使用して縄文社会は、極めてスムーズに運営されていたものと思う。
海辺では太陰暦のカレンダーが、内陸では太陽暦のカレンダーが利用されていたものだろう。
水田稲作が持ち込まれても、社会的には暦で混乱が発生していたようには見えないようなので、縄文社会では、暦のベースは完成していたため、受け入れに困ることは無かったものと考える。
縄文社会が1万年以上続いても、暦で困ることはなかった、その根底は太陽観測と月の観測を立春で観測して、19年毎の校正による正確な暦に有ったものと考える。これはエジプトでもローマでも出来なかったことである。
マヤ、アステカのような太陽に関する迷信も発生していない。

2022年の立春は金生遺跡設置以来4539年振りの朔旦立春の観測の時となる予測をしている。メトン周期の始めの年となるだろう。

写真はお借りしました


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