友達との待ち合わせやデートに、しょっちゅう遅刻してくる人は、それ以外の場面でもたいてい遅刻してきます。
たまたま遅れたということも、ときにはあるでしょうが、要するに「時間にルーズな人」でしかありません。
なかには、毎回「電車が遅れた」「バスが遅れた」などと言い訳する人がいますが、最近はスマホや携帯電話で交通機関の運行情報がわかりますから、それが本当か嘘か待たされている相手にはわかってしまいます。
そんなことがたび重なると周囲の人から、「あの人の乗った乗り物は、必ずアクシデントが起こる」と冷ややかな目で見られてしまうようになり、信用もガタ落ちです。
時間は一度過ぎてしまったら、戻すことはできません。
遅刻は相手の貴重な時間を無駄にしてしまうわけですから、重大な迷惑行為です。
たとえば、あなたが遅刻したせいで3人を20分待たせたら、どれだけの損失になると思いますか。
もし、「20分でしょ」と考えたとしたら、それは間違いです。
3人を20分間、待たせたのですから、3×20=60分、つまり、あなたのせいで1時間もロスしたと考え、反省しなければなりません。
メールで、「いま、会社を出たところ。30分くらい遅れる」
などと、約束より30分も遅れることを平気で連絡してくる人がいます。
そういう人は、こちらが不機嫌な顔で待っていようものなら、
「ちゃんと連絡したでしょ」
と強い口調で言ったりします。
しかし、本来なら、まず「ごめんなさい」という言葉から始めるべきでしょう。
たとえ「急に残業を頼まれた」「なにかアクシデントがあった」としても、相手を待たせたことに変わりはありません。
遅刻は相手の貴重な時間を奪います。
「ごめんなさい」のひと言から始めましょう。
人間関係ワンポイント:遅刻は相手の貴重な時間を奪う、とても迷惑な行為!