さて、ここでのお話は、自分を基準に勉強しようとするものです。
教科書のいくつかの読み方を示していますが、その中から自分がやりやすいやり方を選んでください。もし、興味が持てれば幸いです。
先に写真(挿図)、グラフ・表を見てみました。今回は本文です。
社会の教科書の文章はなかなかしんどいです。国語は習った感じなど配慮してくれますが、社会は容赦なしです。歴史になるともっとしんどいです。
そこで「太い文字だけ読んでみる」ことをやってみましょう。(学校では絶対だめですね)
そうすると、アジア州では
季節風(きせつふう モンスーン) 雨季・乾季 気候
かんがい 稲作 畑作 遊牧 農業
仏教 イスラム教 ヒンドゥー教 キリスト教 宗教
都市化 人口
などの言葉が出てきます。でも次の中国の章まで、これだけでした。声はどうにかなりそうな気がしませんか。
そうするとこの季節風の説明の際に、雨季と乾季で風向きや降水量(こんな言葉も使い慣れないとしんどい)の図が示されています。
次の農業の用語では、かんがいが出てきます。これも枠外の解説の所に説明がありますが、むずかしいです。すぐに理解できなくても、「かんがいによって稲作が広く行われている」と書かれているので、稲作=米つくりに良いことだと考えましょう。
畑作は本文に「降水量がやや少ない」とあるので、稲作とはちがって水が少ない地域で行われると思いましょう。
遊牧も同じように、本文には「乾燥した西アジアや中央アジアで羊やらくだなどの家畜をかう」ことが書かれています。
こんなふうに太字の所だけを理解してみましょう。その言葉から書かれている地域の特徴を感じ取りましょう。
ちらちらと本文の外側を見ると畑作や稲作の写真がありました。イメージを作りましょう。