中学生 勉強が得意になる

しばらくは歴史に強くなるをテーマにやります

社会が得意になる 6 

2023-07-01 22:08:12 | 地理が得意になる

  アンコールワット カンボジア

実は教科書で勉強するといいながら、本文や写真、グラフなど掲載していないのは、教科書の著作権がきびしいと聞いてのことです。そのため、わかりにくい、見にくいというハンディを負うことになります。

どうかその点をご容赦いただき、ご理解くださるようお願いいたします。

さて、お手もとの地理の教科書をお持ちいただいて読んでいただければと思います。

教科書を使うのには、公立校の入試範囲と言いましたが、お金を使わずに勉強できないかという考えでもあります。紙とペンさえあれば誰でも大学へ行っていただきたいという希望です。そのためにはまず楽しく勉強を始めていただきたいという思いです。

余計な話が続きました。地理のアジア州からです。

ここでどう読み進めるか、それぞれの好みに任せたいと思います。

1 地図 2 写真

3 グラフ 4 気候図・雨温図

5 重要語=本文

では、見やすい写真から行きましょう。

最初の写真はトンレサップ湖の雨季と乾季の二つの写真です。

「トンレサップ湖なんか知らんぞ」いえ、説明に書いてあるのを読んだだけです。カンボジアにあるそうです。ちなみに雨季は7月で、乾季は1月だそうです。ちなみにすぐその下の気候図には7月と1月のようすが地図に書かれていますが、「資料活用」として地図帳でトンレサップ湖を確認して図に書きましょう。とあります。

カンボジアのシェムリアップ、つまりアンコールワットの近くだそうです。

アンコールワットの繁栄と関係ある湖のようですが、少し関心が深まればと思います。

次回からはそんなことを含めながら教科書を読み進めます。


社会が得意になる 5

2023-07-01 21:11:25 | 地理が得意になる

 

ここまでで少し確認しておきましょう。

社会(今は地理)の勉強は

公立校を進学する人は教科書で勉強する

逆にほかの教科も一緒だと思いますが、教材をふやさないことが勉強のコツかと思います。

複数の教材を使おうとするとそれがかえってロスになります。一つの教材を軸にどうしても足りない時に、肉付けしていくようにしましょう。

ではどうやって教科書で勉強するか?さらに簡単に勉強できるか?

をやってみましょう。コツは、あえて覚えようとしない、です。

自作の地球儀で、日本の位置がわかりましたか?

次は世界の地理です。

教科書では、序論のように各地の概要が書かれています。ここは飛ばしましょう。

ひとつ気にしてほしいのは、文章ではなく、その外側の写真や図、グラフです。

こんなところが出題の対象になります。

公立校は教科書だけやればよい、と言いましたが、教科書の隅から隅を把握する必要もあります。そのやり方はのちほど。

でも最初は写真や図をざっと見ましょう。雰囲気をつかみましょう。あとグラフとか主題図などの話が出てきますが、これもスルーしましょう。

教科書をいかに楽しく読むか

最初はアジア州が出てきます。これも写真をよく見ましょう。

上海のビル群、インドのガンジス川、韓国・景福宮、シンガポールのマーライオン・・・こんなところがアジア!!というイメージを作りましょう。

 

 

 

 


社会が得意になる 4 

2023-07-01 18:12:04 | 地理が得意になる

地理の最初は地球儀や、世界地図がでてきますね。あと緯度とか経度とか。

結論から言うと世界の中で日本がどこにあるか。がわかればよいと思います。

ただ平面地図(メルカトルという言葉は使わない)が世界の姿だと思うと、存外、北や南が小さいことを地球儀などで見ておくと良いですね。

赤道がどこかとか引いてある線がなんだとか、地球儀を見ながら日本を探して、よくわかれば、良いかと思います。

地理の問題で赤道の位置だとか、航空路などがよく出るようですが、もし可能であれば、地球儀で確認すると実感がわきますね。

「ウチはお金がないので地球儀が買えない」

といって親御さんに訴えるのはやめましょう。ぎゃくに好都合かもしれません。

つまり、古くなったボールに赤道を書いて、日本がどの位置にあたるか、それで確認すると、さらに実感がわきます。

勉強の手段はいくらでもあります。

地球儀に書かれた線の赤道(横の一番長いところ)に並行なのが緯度、垂直なのが経度ですね。イギリスが天文の先進で、自分の所を経度の中心にしてしまったのでそこが経度0度、そこから東西に180度地球をまわります。

地球は上下に縦長だというのは天文的な見方で、当面の地理の勉強には影響ないと思います。

日本の国境(領土)のことは今の政府は示したいようなので、ときどき入試にも出るようです。北方領土は択捉(えとろふ)島までです。(これだけ覚える?)

世界や日本の気候、文化、社会を概観するのにここまで確認しました。


社会が得意になる3

2023-07-01 17:19:45 | 地理が得意になる

といってもやみくもに用語とか統計に向かって行くことは無理ですね。

指針をたてましょう。といっても簡便に。(中学生を基準に話します)

地理で学ぶのは、これだけです。

・世界の地理(アジア、アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニア)

・日本の地理(九州、中国・四国、近畿、中部、関東、東北、北海道)

あとは地図(記号含む)、地理の調査、考え方など・・・これは別に考えましょう。

用語は日本の場合は共通の用語も多いので、世界についてどのようなものがあるか。

用語はほかの科目もそうですが、公立校の受験の方は(大学も含めて)教科書だけで大丈夫かと思います。(東大も基本的にそうです)

それ以外を本来出してはいけないのですが、都道府県の出題者でよく認識していなくて、資料集などからも出すことがあります。(違反をする県は過去問題でわかります)

まずは教科書の太字を見て、理解できればOKです。

これだと1週間もあれば、世界各州の用語はわかりますね。

用語の覚え方は理解したものはどんどん消していきます。

ただここに落とし穴があります。つまり正しい理解かどうかということです。

どうしたらよいでしょう?

それでは地理の用語集を買おう、とする方も多いですが、社会の勉強の範囲は先にも言ったように教科書が基準です。これも教科書で処理しましょう。

重要語には「解説」など印があって、枠外などに解説があります。

「不足な感じだ」と思う人も多いですが、そこまで検討すればよいということです。範囲がわかりますね。

次回は具体的に検討します。


社会が得意になる2

2023-07-01 11:32:34 | 地理が得意になる

 

 うまくお話しできるかわかりませんが、進めてみます。

ちかごろの社会科の内容や範囲もひじょうに膨大になっている気がします。

何を勉強するのか、少し抽出しなければ難しいようです。

 

1 地理にチャレンジ

中学の地理の教科書は300ページあります。1日1ページでは1学年で終わりません。(学校は200日と少しでしょうか)

教科書の前半は地球儀や世界地図にはじまり、世界の各地域のようすを示しています。

こんなのわからん・・・当然ですね。

ところが後半の日本の自分の地域を見ても、あまりピンとこないです。

自分の地域はこんなところ?

つまり、教科書の記述はステレオタイプ(決まり文句的な)なのです。

たとえば「経済的発展を目指す東南アジア」「移民の歴史と多様な民族構成(アメリカ)」などです。

こんな内容、現地の方たちも実感がない、あるいは過去の話と一笑されそうなことが書かれています。でもそれが地域の特徴の記述で正しいとされるのです。

賢い学生はそのことを見抜きながら、そのステレオタイプの文言をテストに反映させるという技術を身につけます。

どうしましょう。

正しいことを拾っていきましょう。

例えば数値で表されたことです。・・・気候図、貿易のグラフ、地形図

あとは用語を拾ってみましょう。・・・華人、二期作、プランテーション、工業団地、ASEAN(東南アジア諸国連合)

このようなものをまとめてみると300ページは不要かと思います。