音楽プロデューサーであったことを忘れてしまう前に(笑)少し音楽について思うことを書きます。
最近、韓国のBTSとBlack Pinkがアメリカのヒットチャートを賑わしている。個人的にも大好きだ。素直にカッコいいと思う。アメリカ人ウケするのも分かる。私は子供の頃から10年以上アメリカに住んでいたので、音楽の好みはアメリカ人に近い。逆にJPOPの良さが分からない時がある(汗)
初めてBTSを聞いたのは、ハワイのローカルラジオだった。全米で今流行っているポップスをかけるその局で、彼らの「Fake Love」が流れた。聞こえてきた瞬間、カッコいい!と思った。しかも、韓国語だとは気付かずに。おんぼろなトラックで聞いていたから音質が悪かったのは確かだが(笑)イントネーションが英語そのものだった。あとになって、韓国のアイドルだと知り、ものすごく驚いたことを覚えている。
アメリカでは、ラテン系の曲も流行っている今、言語より歌っているイントネーション(抑揚)がポイントだと思う。最近のラップを聞いていても、歌声が楽器のようだ。ビートにも近い。そもそもが言葉遊びなので、英語で歌っていても、何を言っているのか分からない時がある(笑)
そもそもアメリカ人が好むグルーヴがあって、当然そのグルーヴに歌声も含まれる。グルーヴは感情で、歌声こそ感情そのものだ。BTSやBlack Pink(の制作人)は、そのことをよく理解している。
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