エンタメPの独り言

海外20年。エンタテインメント業界(小売、音楽、ゲーム、旅行、教育、料理)を転々とする1プロデューサーの独り言

感謝を感謝する

2019-09-23 23:19:00 | 日記
良い事をしたら感謝され、感謝された(良い事をした)人は嬉しい。当然だ。感謝した人も嬉しいから感謝したのであって、同じく嬉しいはずだ。なので、よく言う「ウィンウィン」の関係である。ように一見、見える。

でも、感謝するって意外と勇気が必要だったりする。面と向かって改めて言うのも…。あまり知らない人だとなおさら。忙しいと忘れたり、いつもやってくれていると空気のように忘れたりする。思っている以上に、感謝はしていないものだ。なので、感謝してくれることにも感謝をするべきでは?と思った。

もちろん感謝されたいためだけに良い事をするわけではない。感謝はあくまでも結果。でも良い事をしたのに、誰にも気付かれず、誰からも感謝されないと、いつの間にか、良い事をしなくなる可能性がある。どうせやっても何も変わらない。何のためにやっているのだろう?神様が見ているから大丈夫!自分は裏方で十分!等、自己満足できる人はいいけど、そういう時ばかりではない。

感謝(への期待感)は良い事をする原動力になる。誰かのために、何かのために、が良い事をするモチベーションだ。その誰かが喜んでくれたり、何かが改善したり、が励みになる。感謝は結果だと書いたが、結果がとても大事だと思う。良い事をする人を増やすために感謝を感謝しよう!

違いを争わない

2019-09-14 22:49:00 | 日記
価値観ややり方が違う「だけ」で争うことが多いと思う。例えば、ハワイのマウナ・ケア山で起きている「宇宙のことをもっと知りたいから展望台を作りたい人(対)自然を守りたいからその建設を阻止したい人」やアメリカ本土で起こっている「違法な移民を食い止めるのに物理的な壁を建設したい人(対)移民の人権を守ることも含め、法律で管理したい人」

違いがあるのは当たり前だ。同じ国(アメリカ)でも、生まれ持った性格や育った環境が違ってくる。逆に違いがない、洗脳された社会の方が不気味だ。でも、その価値観ややり方への想いが強くなりすぎると、それとは違う、それに賛成しない人に対して嫌悪や怒りを抱き始め、最悪暴力や戦争にまで発展する。

自分にとって相手(違い)が悪に見える時は、相手からも自分(あなた)は悪に見えている。お互い様だ。でも、それが個性であり、自分のアイデンティティーだ。悪ではない。それを理由に嫌悪や怒りを持ってはいけない。違いがあって当然だ。それより、相手が何故自分とは違う価値観を持ち、違うやり方をしたくなるのかを理解する努力が必要だ。相手も自分が信じる何かのためにやっていることだから。

お互いに理解を深め、両者が納得する(妥協ではない)「第三の道」を模索することこそ、個性の先にある「進化」だと思う。自分を進化させるヒントは、自分と違う価値観ややり方にこそある。