世の中には知らなくていいこと、知らない方が幸せなことってあると思う。幸せであれば、知らずに騙されることだって悪くない。幸せであれば。
不満のない（現状を楽しんでいる）クリエーターはクリエーターじゃない。今あるものに不満だからこそ、 新しいものを作る。器用で賢い、適応力のある、要領がいい奴は、その不満を器用に乗り越えられる。クリエーターに不器用で、社会的不適合者が多い（多くないといけない）のはそれが理由だ。
死なないから生きているだけで、生きるのに意味や理由、目的はない。昆虫のように。それを求めるから、生きづらくなる、死にづらくなる。蝉のように人生が極端に短ければ、求めずに済む。そんなに暇じゃないから。暇を嫌い、忙しくするのも、時間（人生）を早めたいから。
本当の勝ち組は寂しさ、孤独を感じない人だと思う。寂しさを感じないと、怖いものがなくなる。いくら嫌われようと、いじめられようと、仲間外れにされようと、シカトされようと、フラれようと、クビになろうと、死別されようと、自らの死も怖くなくなる。一般的に言われている勝ち組は、その一瞬のことであって、またいつ負け組になるか分からない。その負け組にならないように必死な姿こそ、負け組だと思う。
若さを羨ましがる必要はあるのか？確かに体は若い方がいい。でも、それ以外は若さより「必要とされるタイミング」だと思う。それが若い頃の人もいれば、年を取ってからの人もいる。若ければチャンスが多いとは限らない。何故そう見えるのだろう？それが若さなのかも知れない。