食わず嫌いって言葉があるように、人の好き嫌いは意外とイメージだけだったりする。例えば、中近東から来たっぽい人は大半がイスラム教徒でテロリストになる可能性が高い。使われている言葉「っぽい」「大半が」「可能性が高い」は、イメージでしかない。このようなイメージを持つ人は、そのイメージの人は知り合いにいないと思う。そんな中、ネットで中近東に絡むテロ事件を見れば見るほど、そのイメージは強くなる。
私はアメリカ人の友達が何人かいる。彼ら彼女らは仕事で徹夜をする。几帳面で極度な綺麗好きもいる。なので私には、アメリカ人が仕事をあまりやらないイメージやだらしなく大雑把なイメージはない(笑)もちろんそのようなアメリカ人もいる。私の友達にもいる(笑)
ポイントは、好き嫌いを判断する前にその対象を知ることが大事だということ。しかも、書かれたことや聞こえてくることではなく、実際にその相手に会うことだ。書かれたことや聞こえてくることは目的によって偏って伝わることが多い。そのため「実際に自分の目(五感)で確かめる」ことが重要だ。もちろん、その数人だけで判断するのも偏っているとは思うが、せめて一人は実際に会って見るといい。会う前のイメージと違うはずだから。
あとは、逆に言うと、あなたの行いが日本人のイメージを作っていることも意識するべきだ。外国人は、あなたを通して日本人を見ている。イメージしている。あなたが事件を起こせば、日本人が事件を起こしたことになり、日本人に事件のイメージが付く。そのイメージのせいで、日本人全般を嫌いになるかもしれない。