エンタメPの独り言

海外20年。エンタテインメント業界(小売、音楽、ゲーム、旅行、教育、料理)を転々とする1プロデューサーの独り言

好き嫌いはイメージ

2020-01-27 12:04:00 | 日記
食わず嫌いって言葉があるように、人の好き嫌いは意外とイメージだけだったりする。例えば、中近東から来たっぽい人は大半がイスラム教徒でテロリストになる可能性が高い。使われている言葉「っぽい」「大半が」「可能性が高い」は、イメージでしかない。このようなイメージを持つ人は、そのイメージの人は知り合いにいないと思う。そんな中、ネットで中近東に絡むテロ事件を見れば見るほど、そのイメージは強くなる。

私はアメリカ人の友達が何人かいる。彼ら彼女らは仕事で徹夜をする。几帳面で極度な綺麗好きもいる。なので私には、アメリカ人が仕事をあまりやらないイメージやだらしなく大雑把なイメージはない(笑)もちろんそのようなアメリカ人もいる。私の友達にもいる(笑)

ポイントは、好き嫌いを判断する前にその対象を知ることが大事だということ。しかも、書かれたことや聞こえてくることではなく、実際にその相手に会うことだ。書かれたことや聞こえてくることは目的によって偏って伝わることが多い。そのため「実際に自分の目(五感)で確かめる」ことが重要だ。もちろん、その数人だけで判断するのも偏っているとは思うが、せめて一人は実際に会って見るといい。会う前のイメージと違うはずだから。

あとは、逆に言うと、あなたの行いが日本人のイメージを作っていることも意識するべきだ。外国人は、あなたを通して日本人を見ている。イメージしている。あなたが事件を起こせば、日本人が事件を起こしたことになり、日本人に事件のイメージが付く。そのイメージのせいで、日本人全般を嫌いになるかもしれない。

さまよう

2020-01-18 15:19:00 | 日記
人は昔から常に安住の地を求めてさまよっていた。今でも。安定した収入、安定した家庭、安定した健康。でも残念ながら、安定は永遠には続かない。だから、さまよい続けるわけで(笑)その安定は、他との関連性で成り立っているため、逆に言うと不安定である。

問題は安定が崩れた時に、さまよう準備が出来ているか?だ。安定に慣れすぎる(長すぎる)と、突然くる不安定に対応できなくなる。例えば、仕事をクビになる、家族が急死する、病気になる、等だ。残念ながら、誰にでも起こりえることだ。

安定、さらに上昇を謳歌している時は、不安定や下降のことは考えないものだ。せっかく幸せなのに、わざわざ(いつ来るか分からない)不幸なことは考えない、考えたくない。

でも、幸せな=余裕がある時に、さまよう準備を多少でもした方がいい。具体的には、貯金をする、家族をねぎらう、食事や運動、睡眠に気を遣う。残念ながら、不安定は誰にでも、いずれ「必ず」訪れる。誰か頼れる人がいればいいが、その頼れる人を失う時は、自分一人だ。それでも生き(さまよい)続けないといけない。

少しポジティブなことを言うと(笑)人は飽きる動物でもある。慣れてくると、つまらなくなり、何か新しいことをしたくなる。これは言い方を変えると、不安定へのチャレンジだ。さまようことへのチャレンジだ。しかも、不幸なことを考えてではなく、自ら進んでさまようことになる。

このチャレンジに失敗はない。さまよう準備が出来るという成功しかない。