街の真ん中、はりまや橋に駐車している車の上でくつろいでいる(おそらく)のらねこさん。
あったかくて気持ちよさそう・・
仕事中に主人から三度も携帯に連絡が入っていて、病院から父の退院の連絡があったという
以後、親愛をこめて父ではなく、じいじと呼びます。
(話が違う、早すぎるけど?)
仕事を終えて急いで病院に行くと、父も主人もいて退院の荷物も出来ていました。
医師がきて、早速詰め所でお話しがあり
「明日以降にお話しをして退院にしようと思っていたのですが、今日退院の許可をだしました。」
(なんで・・先生、もしかして・・じいじに負けた?)
「血液の検査の結果も炎症反応が下がっているし、肺炎の方も大丈夫です。腸の検査もしたかったのですが、おとうさんがしないといったので、できませんでした。
病院の都合で、個室から大部屋に代わったら、良くなったと思って退院の荷物をして、話ししたのですが、興奮していて、それで退院の許可を今日だしました。」
(ーやっぱり!!ー)
入院した日から家に帰ると言い続けていた父でした。
何度も点滴は外すし、薬は飲まないと拒否、30分毎におしっこ、1時間ごとにだいをして、昼間は少しは大人しいのですが、夜になると眠剤をのんでいるのに全く効果なし・・朝まで、ものすごく元気。
おしっこの管を抜くといいいはるし、治療続行のために拘束をしても、ちゃんと外して効果なし、
付き添いのない時は、脱走防止のため、ベッドから動くとコールが鳴るよう監視付
病院にとても迷惑をかけましたが、医師もスタッフも本当に真摯に誠意と忍耐を持って最後まで父に接して下さり、大事な治療を続け生死の危険から回復しました。
精神的にも治療が終われば、早くに家に帰り日常の生活をすることが大事だと始めから説明をして下さっていました。
家族でさへ、お手上げのじいじなので、負けても無理はない、当たり前なのです。
感謝しかありません。
医師と話をしていると、後ろで看護師さんが笑う声がして、
じいじは、日中、ちゃんと退院のあいさつを何度もしたということでした。
病院の玄関まで、荷物をのせた手押し車を安全のためにおさせて行っている時
「しんどい。」
じいじの一言に
「しんどかったら帰れんよ、もうちょっと入院していたら、今でもまにあうよ。」
それを聞くとしんどいといわずに押して行きました。
じいじの作戦勝ち!!・・だったような気がします。
じいじ、入院おつかれさま!!