いつだって感謝!!

神さまってすばらしい!教会って楽しい!
神さまから受けた感謝と恵みをたくさん書いていきます。

家族との時間5ー切なる願いー

2011年05月21日 | フリー
  
  

父は、肺炎から重症の感染症に移行しようとしていて、救急で入院となりました。
こんな時、ほとんどの年寄りは、ぼけたり興奮し、家に帰ることで落ち着きもとにかえります。
父も、本当に大丈夫かと心配していましたが、帰宅すると風呂に入り大人しく寝て、だいぶ元に帰ってきました。

聖書(新約聖書ルカによる福音書18章)にやもめと人を人とも思わない裁判官のたとえがあります。一人のやもめがこの裁判官のところに何度もやってきて裁判を頼むので、あまりのしつっこさに、うるさくなってしかたなく裁判をした箇所があります。
父は逆でしたが家に帰りたくて、やもめのように何度も何度も退院をせがんでいた姿は全く同じでした。

心から切に求める時、そして求め続ける事の大切さを父からみました。
父の事を通してたくさんの事を知ることができ、またこんなにも父にふれることが出来て、本当に感謝でした。
家族が父に振り回されましたが、愛すべきじいじを生かして下さった神さまに心から感謝します。

 いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスは彼らにたとえを話された。

  ルカによる福音書18章1節

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家族との時間4-じいじの勝ち?-

2011年05月21日 | フリー
  

街の真ん中、はりまや橋に駐車している車の上でくつろいでいる(おそらく)のらねこさん。
あったかくて気持ちよさそう・・

仕事中に主人から三度も携帯に連絡が入っていて、病院から父の退院の連絡があったという
以後、親愛をこめて父ではなく、じいじと呼びます。

(話が違う、早すぎるけど?)
仕事を終えて急いで病院に行くと、父も主人もいて退院の荷物も出来ていました。

医師がきて、早速詰め所でお話しがあり
「明日以降にお話しをして退院にしようと思っていたのですが、今日退院の許可をだしました。」

(なんで・・先生、もしかして・・じいじに負けた?)

「血液の検査の結果も炎症反応が下がっているし、肺炎の方も大丈夫です。腸の検査もしたかったのですが、おとうさんがしないといったので、できませんでした。
病院の都合で、個室から大部屋に代わったら、良くなったと思って退院の荷物をして、話ししたのですが、興奮していて、それで退院の許可を今日だしました。」

(ーやっぱり!!ー)

入院した日から家に帰ると言い続けていた父でした。
何度も点滴は外すし、薬は飲まないと拒否、30分毎におしっこ、1時間ごとにだいをして、昼間は少しは大人しいのですが、夜になると眠剤をのんでいるのに全く効果なし・・朝まで、ものすごく元気。
おしっこの管を抜くといいいはるし、治療続行のために拘束をしても、ちゃんと外して効果なし、
付き添いのない時は、脱走防止のため、ベッドから動くとコールが鳴るよう監視付

病院にとても迷惑をかけましたが、医師もスタッフも本当に真摯に誠意と忍耐を持って最後まで父に接して下さり、大事な治療を続け生死の危険から回復しました。
精神的にも治療が終われば、早くに家に帰り日常の生活をすることが大事だと始めから説明をして下さっていました。
家族でさへ、お手上げのじいじなので、負けても無理はない、当たり前なのです。
感謝しかありません。

医師と話をしていると、後ろで看護師さんが笑う声がして、
じいじは、日中、ちゃんと退院のあいさつを何度もしたということでした。

病院の玄関まで、荷物をのせた手押し車を安全のためにおさせて行っている時
「しんどい。」
じいじの一言に
「しんどかったら帰れんよ、もうちょっと入院していたら、今でもまにあうよ。」
それを聞くとしんどいといわずに押して行きました。

じいじの作戦勝ち!!・・だったような気がします。
じいじ、入院おつかれさま!!


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