夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

蘭州天国…☆

2016年04月13日 | 旅行
敦厚からの帰りも丸一日列車に乗るのではなく、蘭州で途中下車して夜行を2夜使い西安に戻ることにした。
中国を訪れたことがない人にはぴんと来ないかもしれない、蘭州と言えば蘭州牛肉ラーメン。他には何かあるのかなあ。いや、特になさそう。

五泉山公園に寄ってみた。山腹には寺院が。







黄河の眺めが素晴らしいという白塔山公園に向かう。
ええっ? 水上モスクなる物を発見。





白塔は山の上にあり、ロープウェイで登ることもできる。いいや、ここは歩きでしょ。







駅に戻る。関東煮とはおでんのこと。おでんまで辛口に。





近くでラーメンをテイクアウトして夜行に乗る。ラーメンはやたらうまかった。
さて、寝台列車に乗る時、というかチケットを取るとき気を付けたいこと。
なるべく乗る駅が始発の列車を選ぶべき。
つまり、蘭州から寝台列車に乗る場合は、敦厚から出発して蘭州を経由する列車ではなく、蘭州から出発する列車を選ぶということ。

あたしの寝台は手前の駅までに誰かが使っていてぐちゃぐちゃだった。
いちいちベッドメイキングなど入らない。
誰が使ったかわからないシーツを使う気持ち悪さ。湿っていたらなお最悪。

敦煌じゅんさんぽ天国…☆

2016年04月12日 | 旅行
敦煌観光ひと通り終わり。
この日は宿から歩ける範囲でぶらぶらし、夜に夜行に乗る予定。

お昼は敦煌名物と言うロバスパゲッティー



橋の上から見渡すと、向こう側に砂漠が見える。



「砂州古城に行きたい」と言ってもバスの運転手(おばちゃん)は知らず。
現地でもあまり有名でないらしき古城跡。
ひたすら歩いて迷いに迷い、途中で知らないおっちゃんに、たぶんだけど「引越ししたお祝いをするから来てくれないか」っぽいことを言われる。

道路と道路に囲まれた、地球のアレに書いていなければ観光スポットと気付かない「砂州古城」



こっちの名産のあんずがうまい。
店のおっちゃんがおいしいとこを選んで袋に詰めてくれた。気に入って同じ店でまた夜行列車用の分を買った。


地球に生まれて天国…☆

2016年04月11日 | 旅行
敦煌3日目、泊まっている青年の家(ユースホステル)で車をチャーターし、ヤルダン地質公園へ。
チャーターのはずなのに「もう一組別のグループと一緒に行く」とか言い出すからワケがわからない。
そのもう一組というのが香港から来た若い男女三人で、大陸と一味違って垢抜けた感じがある。

ヤルダンに向かう途中でいろいろ立ち寄る。最初に連れてこられたのは敦煌古城。なんか映画村みたいなとこ。
興味がないのでうちらは入場をやめた。もう1台の車の彼らが行くと言い出したら、うちらは無駄に待たされるのだろうか。チャーターだぞ。冗談じゃないと思うけどありうる。
幸い彼らも興味がなかったようで、ここはスルー。

逆に西千仏洞に寄った時はうちら側から一人見学に行って彼らを待たせてしまった。
待っている間彼らとおしゃべりしていた。すごくフレンドリーで感じの良い3人だった。
途中でまた何処から現れたかわからない母子が合流。
ぶどう園の中のレストランでご飯。和気藹々で楽しかったけど、高かったなあ。運転手の分も負担したし。
この時点でまだひとつも観光スポットを見ていない。



また車に乗りこみ、ある曲がり角を曲がると、気の狂いそうなほどまっすぐで長い長い道をひたすら走る。
前方に湖に浮かんだ島のような物が見える。ちがう、蜃気楼だ。
写真を撮るタイミングが遅かった。わかりにくい。



まっすぐ200キロくらい走ったろうか。あれ?地図で見ると50キロ程度か。玉門関に到着。漢の時代かなんかの関所跡だとか。















空がきれい。玉門関の後は、西へ向かいヤルダン地質公園へ。
公園内は専用バスに乗り換え移動。















地球を感じるわ。

莫高窟天国…☆

2016年04月10日 | 旅行
敦煌旅の報告を中途半端にしてしまっていた。
もう9ヶ月も前のこと。ちょっとずつ思い出そう。

敦厚と言えば? そう、莫高窟。敦煌2日目、莫高窟へ。
中心地からまあまあ離れていると思ったけれど、莫高窟行きのバスが不自然に安い。
からくりはこうだ。莫高窟を見学する観光客はまず強制的に、付近にある専用の映画館に連れて行かれ、莫高窟関連の映画を2本観させられ、見終わってから大型バスで莫後屈に移動。
2年前に莫高窟を訪れた日本人によれば、その時は映画なんかなかったと言う。

これは最近の中国観光地によく観られる現象。
観光物から元々近かった入り口をわざわざ遠くに設け、客に入り口から観光物までの長い距離をマイクロバスに乗るよう仕向けお金を徴収したり、このように時間の無駄でしかない映画を観せて料金を上乗せしたり。
映画はいいから、素直に値上げだけをしていただきたい。

映画は日本語版もあり、料金も高くなる。時間も指定でまだ不便。ただ現地でのガイドが日本語で聞けるのはいいかも。
あたしは学生証で半額になるので中国語版を選んだ。映画と莫高窟観光込みでいくらだったかなあ。
チケットブースのお姉ちゃんによっては外国人という理由で学生証も効かない。
朝早めに出てきたのに、映画を観終わるころにはお昼だったような。

莫高窟自体は良かったよ。
壁画は撮影禁止。スマホでこっそり撮ろうとして何度も注意され、ついにはガイドにキレられる女の子もいた。








日常の些事天国・・・☆

2016年04月09日 | 旅行
一度停止すると再開するのが億劫になる。ブログにしても、人との付き合いにしても。
お正月には日本でお世話になった皆さんに挨拶のひとつも送ろうと思っていたけど、結局しなかった。時間に余裕がないのではなく、心に余裕がなかった。(すみませんみなさん)
ヤフーだのmsnだの見ている時間があったら更新しておけばよかったと後悔。

てなわけで日本のニュースは割とチェックしていて、選ばれないにしても今年の事実上の流行語は早々と「ゲス」に決まりだな、と把握している。
ただいきなり見出しで「ショーンK」とか「五郎丸」だとか言われると「だから誰だよ」となってしまう。

こないだの春節に一度帰国した時、お母さんが言った。
「ゲスの極み乙女って知ってる?」早速か。
「知ってるよ」
「……おかしな名前よねえ」
そっちか。

で、そのころ日本のテレビで「正しいヤクルト開け方」をやっていたのを見た。
たしかにヤクルトの蓋は開けにくい。
西安に戻ったあと、王ちゃんに中国版ヤクルトをもらった。「これ、小さい頃から飲んでるの」と。
これがまた、強烈に開けにくい、素手では開きやしない。
カッターを使って開けて飲んだ後発見。王ちゃんがこれを入れて持ってきた袋の中に、先の尖ったストローが。

王ちゃんと言えばあたしが西安に来て間もない頃からの相互学習のパートナー。いいや、もうさすがに親友と言っていい。
ある日王ちゃんから微信でメッセージが。



「MissFace豆乳ってどう?友達がネットでここの乳液を買おうと思っているんだけど」
……MissFace?



「買っちゃダメ!」
のちに「書いてある日本語のどこがおかしいの?」と突っ込まれ、「うに白い」の怪しさをうまく表現できずに困る。
またのちに発見、これは「透き通るように白い」が奇妙な分かれ方をした結果。

「MissFace」で検索してみるともうひとつヒットしたのが「メイソウ」。
メイソウは西安でもよく見かけるチェーン店。日本資本かと思っていたけど、関連記事をいろいろ読んでみると……結構笑える。検索してみてね。