夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

募金天国…☆

2015年04月30日 | 旅行
ネパールの子たちが、図書館前で募金活動をしているらしい。
そんなことを聞くまで、全然他人事のように記事を読んでいた今回の地震。
うちの留学生の中にも、家が壊れたという子がいるとのこと。

はっとした。なにをぼやぼやしていたんだか。
お金が力になるなら、ちょっとくらい出して気持ちを示すべき。
今いる日本人6人に声をかけてお金を集めた。

あたしはできた人間ではないので、「今後自分が災害に見舞われないように」との厄除けの意味を考えたり、「ああ、今あたしいいことしてる…」と酔ってみたり、よこしまな考えが拭えない。
純粋に、「少しでも力になりたい」と思ってお金を出せる、そんな名もなきヒーローになりたいもんだなあ。

昨日視聴覚の授業で「唐山大地震」という映画を観た。
先生が、何度観ても泣けると言っていた。確かに。
平和ボケしていたあたしはびんたを食らった気分。

みなさん、今回のネパール地震を知って、気持ちをお金で表現してみましょう!

ナッツ天国…☆

2015年04月21日 | 旅行
アーモンドを買ってアーモンドミルクを作ってみた。



コーヒーに入れる。



ピーナツに比べてクセがない。コーヒーと喧嘩しない。
イケるかも。
ただ、難点が大きい。
1杯のコーヒーに入れるアーモンドミルクのコストが150円かかる。
手間もかかる。
ワリに合わない気がするなあ。白湯で我慢するか。

この間買った生ピーナツ、塩茹でするとうまい。止まらない。
試しに塩で炒ってみる。これまたうまい。その辺で買うのより全然イケる。
回民街で買った味付けしていない胡桃を塩炒りしてみる。超うまい。

あたし、ナッツだけで生きていけるのでは…?とふと思った。森の小動物になってしまう。
でも熱を加えた、特に焼いたり炒ったりしたナッツはうまい。
人間は進化の過程で火を使うことを覚えた。すばらしいなあ。

海洋天国…☆

2015年04月17日 | 旅行
今学期から映画鑑賞の授業が始まった。
これまで見せられたのが うんん…?な映画だったので、だんだん参加者が減り、今では3~5人といったところ。
先生も先生で、授業中でも平気でかかってきた電話に出るわ、映画だけ流して他の授業に行ってしまうわ、んむむ…?なかんじ。

おととい、初めて面白いと思える映画を見た。「海洋天堂」。
もしかしたらそれまでの映画と比べての相対的評価かもしれないけど。
自閉症の21歳の息子を抱える父親(ジェットリー)は、自分が癌におかされ余命いくばくと知る。母親もすでに他界していたため、自分の死後、息子の面倒を見る人間を探し、息子が少しでも自立できるように奮闘する姿を描いている。
ラストのあたりでは教室の中で涙をこらえるのに必死だった。

この授業と関係なく昨日の休み時間に、フランス人マキシムを中心に映画の話題が上がった。
よく聞いていなかったけれど、あるフランスの映画が日本を舞台にしていると言う。
「ほら、女の子が大勢の人をぶった切るやつ。」ああ、キル・ビルね。
そこで先生は言った。
「あの映画は面白いね」
あたしは、他の国の人間があの映画で、どういう捕らえ方をしているか想像してみたが、まったく見当がつかない。
とりあえず「あれが日本だと思わないで」と言うべきか、言わなくてもわかるから言わないべきか迷って、言わないでおいた。

新しくやってきた60代の日本人に付き合って、昨日携帯の契約に行った。
1年滞在するのにパソコンも持ってきていないので、スマホを紹介したら、早速800元の中国製を購入。
ガラケーも使わないおばちゃまにいきなりスマホ。初期設定なんかはあたしがやったけど、これからどれだけ使いこなせるようになるか…。
スマホを使って公園で撮ってみたという写真は、同じものが20枚近くあった。

昨日のうちにラインと微信とヤフーメールに登録した。
少しずつ教えてあげよう。
あたしも歳をとったのか、他人の面倒を見るというのは、なかなか気持ちがいい。

登山天国…☆

2015年04月15日 | 旅行
昨日 日本人が一人も来ないと言ったら、なんと昨晩やってきた。
60歳くらい?の女性。バスタブ付きの部屋に入った。
ひとり来るだけでも結構うれしいもんだなあ。

3月31日のこと。
学校が登山を企画して、翠華山という学校から車で1時間足らずの山を登ってきた。
学校もたまには粋なことをする。

向かう途中で桃園へ立ち寄る。
これは学生のための計らいなのか? いいや、単に先生たちが見たかっただけに違いない。







翠華山に到着。
聞けば上位者には景品が出るという。
バスの中で見えてしまった。景品はいつものタオルと水筒だ。
ゆっくり登ろう。













空気は肌寒いのに、登っていると汗をかく。
で、ゴールはどこなんだろう?
前方にいた先生についていくと、洞窟のような場所に入った。
空気に境があるように、急に冷たくなった。冷蔵庫に入った感じだ。
それまでびっしょり汗をかいていたので、寒いこと寒いこと。









歩くこと2時間半、ゴールがわからないまま元の場所に帰ってきた。







どうやら学校が設けたゴールは、受賞者が定員になった時点で引き上げたらしい。

春爛漫天国…☆

2015年04月14日 | 旅行


山芋を剥いたら、横顔みたいなのが現れた。

3月から始まった新学期、すでに帰国した日本人たちが残して行った数々の生活用品たちが新しい主人を待っていたが、今学期、日本人は一人も宿舎にやって来なかった。
おそらく激しい円安が影響したのだろうと思う。
ひとり、西安ですでに4年日本語を教えているという70歳の男性が進修生として入って来たけれど、学校外に住んでいる。

いままで授業勉強ばかりに集中していたので、会話が上達していない。
これはいけない、と相互学習の時間と相手を増やした。

王ちゃん。おなじみ、安定感のある、癒し系の女の子。
前学期は大学院のテストがあるからと、一緒に勉強できなかった。

アヤトがこっちにいる間、学習パートナーだったモンゴル族のジル。新しいパートナーを探していて、また日本人が来たら紹介するよと言ったものの一人も来ないから、あたしがパートナーになった。

勝平。ダンスの先生から紹介された、中国風イケメン。
日本語はまったくのゼロからと言っていい。一緒に勉強する?と聞いたら喜んで応じた。

以上の三人と週3~4回。今学期こそ口語を上達させるぞ。

勝平が甘粛にお墓参りに行ってきたとお土産にお茶をくれたけれど、量がハンパない。



甘粛でしか売っていないという茶器がなかなか雰囲気がある。



小さいのに結構な火力(熱力?)



今年も校内の桜とぼたんがきれいに咲いた。









あたしはこのくらいが、ピンクと緑のバランスが良くて好き。



リュウジョ(柳の綿毛)が飛びかう季節でもある。
地面にごろごろかたまっているのは、あまりキレイでない。