夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

トリックかトリート天国…☆

2013年10月31日 | 旅行
あ、そうか、今日はハロウィンだった。
ザボンを買ってきて目鼻をくり抜けばよかった。でも今は見せて喜んでくれる人間がみんな旅行中。

声楽授業の3回目。
先週隣の席になって、帰りに食堂で一緒にご飯を食べて、その時オレンジジュースを奢ってくれた王くんが、あたしが教室に入るなり手を振ってくれたから、そのまま隣の席に座った。
授業は呼吸練習から始まり、続いて発声練習、簡単な民歌を教わって、今日も学生によるカラオケ評論が始まった。
いつかはあたしもみんなの前で歌わなければならない。
何を歌うか? 日本の曲でもいいのだけど、やっぱり中国語で歌いたい。

1人の男の子のカラオケが終わった後、先生はその評価をあたしに求めた。
「言い表せませんよ……」
「いいから言ってみて。」
「えっと、彼の音域は曲と合っていないんじゃないかと思います。」
えらそうなことを言ってみる。

授業が終わって、王くんを待つべきか迷ったけど、ゆっくりながら先に出てきた。
食堂の2階に上がると、男の子が声をかけてきた。
誰? 日本語学科の子だっけ?
彼が着ていたジャケットで思い出した。さっき前のほうの席に座っていた子だ。
そういえば彼も今日歌っていた。上手だった。

授業はまだ3回目で、話したこともないし、顔もよく覚えていないのに、同じ教室にいたというだけで一緒にご飯を食べちゃう。これも中国人のいいところ?
しかも彼はあたしが食べるものを選ぶと黙って飯カードを切って奢ってくれた。
その後やっぱり何も言わずにオレンジジュースを買ってきてくれた。
ここの子はオレンジジュースが好きね。

彼に限らず、この人懐っこさは、あたしが外国人だから?
ご飯の後ちょっと散歩しようといわれたけど、あたしはやりたい宿題があったから「来週にしよう」と今日は断った。
来週はデートかしら?

中間天国…☆

2013年10月30日 | 旅行
「演説大会、申請しておくわよ。」
宿題として出された作文を提出した者はみな、半ば強制的に演説大会に出場させられるようだ。
「賞品が出るからがんばって。」
「冷蔵庫がもらえるなら喜んで出ますけど…。」

来月18日から中間テストがあることも聞かされた。
演説の原稿の手直しと練習にテスト勉強、忙しっ。

中国概況授業、今日は歴史関係から外れ人口や少数民族の内容だった。
歴史じゃないだけで、聞いた話がこんなにも頭に入ってくる。
都市戸籍と農民戸籍の現状も話してくれた。
都会に出稼ぎに来た農民の数が多すぎて、公安が管理しきれず、出稼ぎ先で死んでも身元の確認ができずにいるらしい。
農村の家族もそれを知らずにいることになる。

ここ西安でも街の掃除とか、人のやりたがらない仕事はみんな出稼ぎの人がやっているとのこと。
考えさせられる。

たくまし天国…☆

2013年10月29日 | 旅行
作文授業の先生が10分くらい平気で遅れてくる。
「会議なんだけど、アーイーから聞いてなかった?」と1度授業をすっぽかされた事があるから怖い。
納得いかないのは、最初からちゃんと来ている生徒と、30分遅刻してくる生徒を、同じ出席扱いにすること。
これが中国式? ではないと思う。

今日も若手の日本陣がいない。
ゆっちゃん一押しの背の高い中国人学生と、イシダと仲の良いイタリア人リサが、食堂で手をつないで歩いているように見えたことを早く伝えたい。

最近食堂の三鮮麺にはまっている。
野菜が多く入っていて、栄養を摂った気になれる。ツユ物だから脂っこくもない。
今日の昼も夜も三鮮麺。「辛いの入れないでね!」ちゃんと言ったのに、おばちゃんがうっかり入れてしまった。もうっ。
でもやっぱり辛いのを入れないと味がちょっと物足りない。辛いのもイヤだけど。
ここに「桃ラー」があったら、最高なのにな……帰国時に桃ラーを買ってこなかったのを激しく後悔。
ところで、食べるラー油は、中国人にウケるのだろうか?
中国人はホントに辛いの好きだしなあ…。物足りないかな? 試してみたい。

だだっ広い食堂の2階、あたしが食べている横を、2人乗りのバイクが颯爽と通り過ぎる。
自転車やバイクはここでは盗まれやすい。学校内にも窃盗団が入ってそれらを転売するとのこと。
だからこっちの人たちはよく自転車やバイクを建物の上の階まで持っていく。
でもこんな大きいバイクをどうやって食堂の2階まで上げたのか? やっと答えがわかった。
食品運搬用のでかいエレベーターを使っていたのだ。たくましい。

車のナンバープレートだけ盗んで張り紙を残していく泥棒もいるそうだ。
「警察に届けて新しいプレートを作ると金がかかるよ。何百元払えば返してあげるから、この番号に電話して」……たくましい。



お留守番天国…☆

2013年10月28日 | 旅行
ニャヤヨはじいさんだ。
まだ一応20代のくせに、11時に寝たりする。
ご高齢の日本人の方々にえらく信用されている。
「今度の日本人会出席できなくなったので……」
「これ、日本から持ってきたの。良かったら……」
「ちょっと教えてほしいんだけど……」
昼休み、ニャヤヨの部屋に30分滞在しただけで3人の方がニャヤヨを訪ねてきた。
それらに対応する姿は自治会長にしか見えない。

ニャヤヨは女子でもあった。
今日からニャヤヨとゆっちゃんとイシダとハルちゃんが山西省に旅行に出かけた。
誘われなかったわけではない。2度行った場所だったし、奨学金生として授業を休みたくなかったから、あたしは土曜から平遥で合流することにした。
今週中彼らは不在。あたしはその間ニャヤヨの部屋のバスタブを使う権利を得た。
「入浴剤使っていいですよ。」
その引き出しの中には各種名湯の入浴剤の他に、ラベンダー。イランイラン等、5,6種類のアロマオイルが…。
「女子か!」
「よく言われます。」
何がしたいのかよくわからん。

一人なのを哀れんでか、中国人学生レンちゃんが食堂での夕飯に誘ってくれた。
彼は弟キャラ。「かわいいかわいい」とゆっちゃんが大変気に入っているけれど、完全にあたしに懐いている。
メールをよくくれるし、日本語コーナーでは大体あたしの近くに来る。
「彼、ホントにあなたのこと好きだよね。」ゆっちゃんも羨ましそうに認める。
これもモテキ?
いやいや、気軽に誘ってくれる男の子がいるって、ステキ。

魔法の天国…☆

2013年10月28日 | 旅行
魔法の言葉を覚えた。
「花椒を入れないで。あと、あまり辛くしないで。」
今日立ち寄ったフードコートの店でそう言うと、9元(150円)でおいしいおいしい回鍋肉が食べられた。
学食はみんな出来合いだし、これからは1人で気軽に入れる安い店で注文を受けてから作るようなところをなるべく選ぼう。

新しく見つけた果物屋に行ってみた。
ボウリングの球を思わせるデカいザボンにテンションが上がって、つい買ってしまった。
2キロもあった。200円した。高いような安いような。
皮を剥くのもひと苦労。ナイフがないと食べられない。
20センチはあるかな。小動物になった気分。
甘すぎもせず、酸っぱくもなく、運動後にちょうどいい。

日本なら疲れた後はコンビニに行ってスポーツドリンクとかお茶とか買って爽快感を簡単に得られるけど、ここではそうはいかない。
コンビニに入った時点で一応テンションは上がる。でも陳列されている飲料がすべて過度に甘いことを発見してがっくりくる。
ザボンはこれからの季節、心強いパートナーとなりそう。

この1週間、騒音的要因と心理的要因でほぼ毎晩寝付けなかった。これは睡眠障害か?
でも昨日のヒップホップが効いたのか、昨夜は寝つきが早かったし、今日の昼も思い切り寝てしまった。
そっか、やっぱり適度な疲労が必要なんだ。
眠れるなら騒音は許せるのか?うーん…。
今11時半過ぎ、まだ廊下でうるさくしている連中がいる。