夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

春節もそっちのけでスピンオフ・アイスランドオーロラ天国…☆

2017年02月20日 | 西安留学生活
西安を離れ、生まれ故郷の東京をも離れはや半年。
周りは山と田んぼのこの田舎、「ここは車社会だから」と言われて、当初は「大げさな…」と思っていたけれど、それはあながち間違いではなかった。
食料は自転車で走れる範囲内でいくらでも揃うけれど、服を買いたい時や週末にちょっと遊びに行きたい時はやっぱり車がないと不便。
都会を出なければ一生知らなかった世界がここにはある。あたしは免許を取るべきなのか?

西安に長く住めたのだから、田舎にも対応できるだろうと思ったけれど、西安のほうがよっぽど都会だったなあ。
だけど最近になってようやく「ジャザサイズ」という、ジャズダンスとエクササイズをミックスしたようなプログラムを近所でやっているのがわかり、運動不足解消のため入会。さらに先週、家から500mの場所にバレエ教室を見つけて、すぐに入会。ここの先生は筋肉の使い方から詳しく教えてくれて、中国の時とは比べ物にならないほど良いレッスンをしてくれる。こんな近所に……なんで気付かなかったのか、この半年が悔やまれるばかり。

リア充は自分で開拓していくものなんだなあ。と、あたしの近況報告でした。

そして、アイスランドの続き。
2日間のブルーアイスケイブツアーから戻った翌日、今度は「ゴールデンサークルツアー」へ。

ここの観光はよくわからないし、「痛いくらいに寒い」と言う感想以外特にないので、写真をお楽しみください。



黄金の滝







朝食はホテルのバイキングでサーモンをたらふく食べた。お陰でお昼は浮かせてアップルパイを2人で1個。これでも千円弱する。





間欠泉へ。





「大地の割れ目」って言ってたかな。国立公園へ。







レイキャビクの近場をずっと回っていたらしい。帰りは早かった。
ホテルの部屋からの風景も良し。



この日にオーロラハントに参加できたらよかったのだけど、大晦日で開催されてなかった。
お土産屋もちっとも開いていないけど、夕食を求めてとりあえず街へ。



教会





適当なレストランを見つけて入る。





大晦日フィーバーということで、値が張るけど2人でロブスターとラム肉を。会計は1万5千円くらい。そもそも安いレストランがない。





このラム肉は割と食べやすかった。
だけど「ラム肉の中ではおいしい」と言う話で、牛肉があるなら牛肉がいい。2人で「わざわざラム肉でなくてもいい」という結論に至る。



帰り道で、肉眼でもはっきりわかるオーロラに出会う。
と言っても、テレビとかでよく見るような、あんな派手なカーテン状ではない。
薄い光の筋が龍のようにゆらゆらと空を横切る感じ。

スマホでも一応写った。わかるかなあ?



恋しや中国スピンオフ・こうでなくっちゃアイスランド天国…☆

2017年02月17日 | 西安留学生活
現地ツアーに参加したものの、1日目は悪天候。
たまたまツアーで一緒になった日本人男性のオギーさんは、結構なアイスランド通でこの国のことをいろいろ教えてくれる。彼はこの天候に「アイスランド初めてでこれはかわいそう」と言っていた。

オギーさんに教わった豆知識:
・アイスランドの水道水は溶かした氷河の水で、かなりきれい。だけど少しでも温かい方にひねると温泉が出て臭い。
・街に「宇宙一おいしいホットドック屋」がある。
・スキールというヨーグルトに似た乳製品がおすすめ。

アイスランド通を前に悔しくなったあたしは「中国旅行する時はなんでも聞いてください!」と、とりあえず言っておいた。

ツアー2日目。
朝の9時、暗いうちから「氷の洞窟」に向かう。
タイヤのかっちりした専用車が2台、専門ガイドも付いた。

昨日に比べ天気は格段に良い。
アイスランド観光のハイライト、ブルーアイスケイブへ!



ガイドブックとかの写真だと、洞窟の壁が光を通して青く幻想的な世界が広がっている。
でもあたしが見たリアルは、暗くて寒いだけの洞窟だぞ。

周りの景色は素晴らしい。



よく見てください。このガイドは半そでです。
狙っているとしか思えない。当然のようにあたしたちは彼を「半そで」と呼んだ。



氷の世界。



と、ここまでなんだかちょっとイマイチなアイスランド。
次のロケーションで本領を発揮した。

青い青い氷河!流氷!このスケール!
やっと「来た甲斐があった」と言える光景に出会う。







岸には打ち上げられた氷。



やあやあ、これこそがアイスランドじゃないか。
こんなでっかい流氷、ここのクリオネもきっとでっかいぞ。

地名はよくわからない、ヨークルサウルロン氷河湖?
ここから車で3分走るとビーチがあって、そこにも打ち上げられた大量の流氷が。





車は専用のジープから真っ赤なマイクロバスに戻る。
お昼にバカ高くてめちゃ混みのドライブインに寄った後、また別の氷河へ。





空が青い。山が青い。氷が青い。
アイスランド、いい国じゃないの。
車はよくわからない雪原に寄りつつ、帰路につく。

ひとつ心配事があった。
前々日にキャンセルになった「オーロラハント」を、この日の夜に振り替え予約していた。
このペースで8時にホテルに戻れるのか?

答えは、ノー。
ガイドの兄ちゃんに聞くと、戻りは10時くらいになると言う。
泣く泣く当日キャンセルで、2人分1万4千円ほどがパーに。

だけど、これは悪いことではなかった。

車は帰り際、人里離れた寂しい場所で何度も停まり、満天の星をしつこく見せられる。
オーロラハントキャンセルにガッカリで、寒さをきらい、しょんぼりとバスに居残っていると、オギーさんがあたしたちを呼びに来た。
「山の向こうの方に、うっすらとオーロラが見えますよ」

ぱああ~
バスを飛び出す。
なんだか、雲なのかオーロラなのかわからない、ぼんやりとした煙のような筋がある。
するとオギーさんは「このために買いました」と高そうな高感度カメラをセッティング。あたしたちを撮ってくれると言う。レンズを数秒間開きっぱなしで、あたしたちに向けてスマホのライトを一瞬当てるときれいに撮れるらしい。

撮ってくれた写真をモニター画面で確認。わあ、肉眼では全然見えないのに、カメラを通すとはっきりと緑色の光が!
「オーロラハントに参加するよりこっちの方がいいですよ。あれだとみんながフラッシュ焚いてきれいに見えないですから」
最高の慰め言葉とステキな写真!ありがとう、オギーさん!




中国もいいけどスピンオフ・アイスランドを旅しよう天国・・・☆

2017年02月15日 | 西安留学生活
そうそう、昨日書き忘れた。ヘルシンキの入国審査のこと。
フィンランドの入国審査は結構厳しいらしい。確かに、あたしの前に並んでいた日本人があれこれ聞かれている。

長い問答がやっと終わり、あたしの番。英語は苦手。ちゃんと答えられるかな?
あたしがパスポートを差し出すと、入国審査の兄ちゃんは何か聞いてきた。わからない。
すると兄ちゃんがわかりやすく「Travel?」と聞いた。
あたしは緊張しながら「対」と答えた。あ、やべ、ちがう。「是!是!」あ、これもちがう。
最後に小さく「……イエース」と言うと、兄ちゃんはパスポートを戻し「OK」と通してくれた。早っ。

あたしにとって「外国語」は「イコール中国語」になっていた。
NOと言えない日本人どころか、「YESすら言えない日本人」だ。

ゲートを抜け、あたしの後ろに並んでいた旦那を待つ。あれー?長いなあ。

そんな感じでフィンランドを味見し、そしてレイキャビクへ。



飛行機が着陸してひと安心。と思いきや、滑走路を走る間も揺れる揺れる。
飛行機の翼が地面にこすれるのではないかとハラハラだった。
着いてみたら、ひどい天気だったのだ。この夜に予約していたオーロラハントもキャンセルされた。

翌朝から2日間の現地ツアーに参加。
真っ赤なマイクロバスがホテルに迎えに来てくれた。
外は10時くらいまで陽がのぼらない。暗い道を車はひたすら走る。
さまざまな国籍の観光客20人程度を引き連れるのは、ガイド兼運転手の若い兄ちゃん。
1人で運転しながらマイクでずっとしゃべっている。大丈夫か?

なんか滝に立ち寄った。滝の裏側も歩けるという。
バスを降りると、雨まじりの暴風。寒い。ひどい。



その後黒い海岸にも寄ったけど、観光どころではない。
風邪に煽られ歩くのもひと苦労。



バスの窓からの景色も真っ白だし、なにが面白いんだ、アイスランド。



ツアー料金も相当高いのに、宿での夕食代が含まれていない。
安くて一皿4千円もする。





アイスランドのおすすめはラム肉らしい。ラムに至っては6000円だった。もちろん頼まない。
「ここのラム肉は全然臭くない」と言うヤツがいる。それはたいてい「食える」ヤツだ、羊肉が嫌いな人間からすれば十分臭いぞ!

中国じゃないけどスピンオフ・ヘルシンキを旅しよう天国…☆

2017年02月14日 | 西安留学生活
昨日のテレビの楽山大仏はなかなかだった。石窟はやっぱりいいなあ。何がいいんだろう?デカさかなあ?タイの涅槃像もいいけど、日本の仏像には興味がない。
楽山大仏を一回見に行ったから、エジプトの「王家の谷」に行く手間が省けたわ。

さあ、ヘルシンキ。
乗り継ぎで半日いただけだから、実は「旅」ってほどでもない。サンタにも会ってない。
日本とフィンランドの時差は7時間。で、日照時間は短く、6時間くらいかな。
「子供がこんな夜の街を出歩いて……」と思ったら、まだそんなに遅くない時間だったりする。
それよりも「この寒いのにあんな短いパンツで…」な女の子がいて驚く。

フィンランド語は、発音が日本語に似ていると思う。
ちょっと距離を置くと日本語に聞こえる。
ご飯を食べていて、後ろに日本人のおばちゃんがいるなと思って帰り際に振り返ったら、思い切り北欧人だった。



なんか、教会に行った。



長い夜を愉しむ工夫か、どの部屋も窓からカラフルな電飾やツリーが見える。あの星みたいなやつ、イケアで売ってたぞ。

そして北欧はやっぱり物価が高い、
フィンランドと言えばムーミン。え、ムーミンのマグカップが3千円!日本で買う方が安くないか?
マリメッコも代表的なブランド。でも北海道のあれに引きずられて「マリモッコ」と言いそうになる。

べっぴんさんinフィンランド。
「話がうまく行き過ぎてるし、なんかズレてる」と文句を言い、それでも時には涙を流しながら見ています「べっぴんさん」。
ジャパンチャンネルで会えました。



細かいトコがいちいちシャレオツ。



さあ次はアイスランドへ。
3時間のフライド、国際線なのに機内食出なかった。
映画は日本語の字幕も吹き替えもない。
内容を知っているアナ雪を見た。アイスランドに向けて気分も高まる。

前日フィンランド航空で見たブラックスワンを飛ばし飛ばし見た。
あら、アイスランド航空はノーカットだ。
フィンでカットされていた部分を選んで見ていたら、途中で機内放送が入って画面が静止した。これは困る。

中国からのスピンオフ・北欧も旅しよう天国…☆

2017年02月13日 | 西安留学生活
なにやら今夜「Qさま」で中国と東京の仏像を特集するとか?CMではあたしが帰国前に拝みに行った楽山大仏さまがちらり。中国の石窟の新しい発見があるかもしれない。これは見逃せないなあ。

中国は言わずと知れた「バッタ・パクリの宝庫」。それもある中国人に言わせれば「貧しい者にも愉しむ権利がある」と、「代用品」としての正当性が主張される。
広い中国、「代用品」は商品だけにとどまらない。あたしは中国を旅し、「代用品」はなんと自然界にまで及ぶ事に気が付いた。

例えば、自然好きな中国人が旅行を計画する。
エジプトに行かなくても北西に売るほど砂漠がある。
ウユニに行かなくても青海省にでっかい塩湖がある。
トルコに行かなくても奇岩石群や石灰棚はある。トルコのあのアホはパムッカレ出身だったなあ。「あんたんとこより黄龍のほうがよっぽどきれいだった」と言ってやればよかった。
中南米に行かなくても変な虫はいっぱいいる。
中国には山も滝も高原も草原もビーチもある。「自然」に代用品も正規品もないけれど、海外に行かなくともある程度の自然は中国国内で補える。便利な国だなあ。

でもさすがに中国でオーロラは見られない。
だからと言うわけではないけれど、年末年始で北極圏で蜜月してきました。

まずはフィンランドはヘルシンキへ!

10時間のフライト。
夕日が地平線のキワに居座って4~5時間沈まない。



映画を4本観た。
日本語の字幕はないけれど、日本語吹き替えにできるのは何本かあり、その中から選んだ。
「ブラックスワン」ハラハラだった。
でも不自然な部分が何箇所かある。どうやらきわどいシーンをカットしていたらしい。

ある映画では吹き替えの選択項目に「English」と「Finnish」があった。
フィニッシュ?選択画面を終わらせると言う意味かしら?
フィニッシュを押したら、フィンランド語が流れた。