引っ越し天国…☆

ゆっちゃんが西８から追い出される。
ゆっちゃんの部屋に置いてもらっていたあたしの荷物も、運び出さなければ。

ニャヤヨの学習パートナー、内モンゴル人のジルに手伝ってもらうことに。
西８からこっちの宿舎まで運ぶために、三輪のリアカー？を１時間10元で借りてきた。

２人分のあの荷物を，１階から７階まで往復して運ぶには、やっぱもう少し人手が欲しい。
西８の運び分だけゆっちゃんがハニーとマレーシアの子に応援を頼んだ。
西８に来ると、さらに加勢しに来てくれた子が２人くらいいた。感謝感謝。
「ありがとう！ ところであなた誰？」
……知らない子も手伝ってくれている。

おかげで引っ越しがスムーズに運び、おいしいコーヒーを淹れているところで、ゆっちゃんの部屋の向かい側、あたしのお隣さんがやってきた。
今学期初めてやってきた２人の女の子。
「どこの国から来たの？」
「あたしはイギリス。」「あたしはフランス。」
彼女らは中国語がほとんど出来ない。ほぼ英語を使ってのコミュニケーションになった。

「すごく疲れたの。コーヒーもらっていい？」
あたしが淹れたコーヒーを分けてあげると、彼女らは部屋に呼んでくれた。
なんか、今学期のあたし、ヨーロッパづいてる？？

あたしの英語がこれほど出来なくなっていると思わなかった。中国語と英語が入り交じってしまう。これはいけない。
ジルが時々通訳してくれる。ジルは英語が堪能なんだなあ、
軽くおしゃべりをした後、彼女らはトランプを取り出して「フレンチゲームをしよう」と言ってきた。
フレンチゲーム？ そのルールはほとんど「大貧民」と同じだった。

夜、ジルにごちそうするためにピザ屋に行った。