大島の空の下で

伊豆大島在住の中年のおっさんのブログです.日々の出来事を綴っていきます.一部は mixiとマルチポスティングしています.

同年会

2009-10-21 23:56:58 | Weblog
12月に都内で久しぶりの同窓会をやることになりました.
我々の現役時代,大島には中学が4校,高校が2校存在したのですが,幹事の一人の発言がきっかけでどうせやるなら島の同学年全員に声をかけようということになりました. だから正確には同窓会ではなく同年会.
というわけで今回はかつての大島の同学年全員を目標に住所データ等の収集を行いました. 幹事が中学の同窓会名簿を持ち寄り最終的には220余名の名簿が出来上がりました. いわゆる「個人情報保護法」を理由とした名簿製作上の困難はまったくなくフツーに所在不明の方が何人かいただけでした.別に早々と夭逝した方が9名いました.50歳代前半の死亡割合としては少ないような気がします. 名簿を作っていると地元在住者が意外に多くいることが知れたり,社会に出てから知った人が同年とわかりびっくりしたりと,なかなか楽しい作業でした.
こういった会合のネックはいったいどれくらいの出席が見込めるのかまったく予測がつかない事です.順序としては会場を決めてから案内を発送することになりますので.どうしても大きめの会場を確保することになってしまいます.スカスカだったらどうしよう….ネット検索で適当な会場を何件か見つけたのですが忘年会シーズンに入ってしまったためか最良と思われる店舗は確保できませんでした.3日前に投函した出欠ハガキが島内在住者から戻り始めました.明日あたりから島外のハガキも届き始めると思われます. しばらくやきもきする日々が続きます.

名古屋電気通信工学院

2009-10-18 16:41:44 | Weblog
先日新たに電鍵を購入しました.電信(モールス符号)を打ったり聞き取ることはヘタクソなのですが単なるスイッチなのにデザイン・機構に多くのバラエティがあるこの道具に惹かれコツコツと蒐集をしています.手元の数は46個になりました.
裏面に「名古屋電気通信工学院教材部」のシールが張ってありました.同学校は発足時名古屋無線電信学校と称していたように中京地区における無線通信士養成校の雄でしたので今回入手したものはかつて学生に教材として販売されていたものと思われます.
ワタシは伊豆大島在住ですがこの学校に行ったことがあります. ある事情で1978年7月27・28日の二日間にわたって同校で第二級無線技術士の受験をしました.結果は科目合格でしたが後に残った科目にも合格でき同資格を取得できました.あまりに昔のことで受験当日の学校の様子は思い出せませんがわずかにスリッパ持参だった記憶があります.むしろ鮮明に記憶しているのが受験前日に投宿したところでふるまい酒をいただいたことです.そしてその給仕をしてくれたのが新米コックさんたちで親方に怒鳴られながらびくびくもので仕事をしていた姿がいまでも思い出されます.職人さんの世界の厳しさを垣間見たこととでエンジニアの道を目指してよかったとひそかに思ったことをよく覚えています. 
同校HPによると現在は名古屋工学院専門学校と名を変えIT・映像・ロボットと多岐にわたる教育を実施しているようです.他のエレクトロニクス系専門学校と同じくかつて中核学科だった電子工学科はもはや存在せず他の汎用技術学科と併合されているようです.関係分野に働くものとしては寂しい気がしますが現業技術者の需要の変遷がよく現れていると思いました.

【HAM】2009年全市全郡コンテスト

2009-10-12 08:01:22 | Weblog
今年夏のフィルドデーあたりからコンテストの虫が動き出しました.
20年ほど前にはローカルクラブで三原山に移動し3.5M帯から430M帯まで大々的にアンテナを展張して参加していました.コンパネにFRP防水加工を施して製作した延床10平米ほどの移動用シャック・3坪テント2張.10m伸縮ポール2本・通信機器・各種野営用品等々をトラックに満載して移動.食事にもそれなりに手間をかけ酒盛りや四方山話に興じながらの参加でした.それでも地の利のため交信局数はかなりの数になり終了後のログ整理はなかなか大変だった思い出があります.
今回は50MHz 50Wのリグ一台に4mH DP 300W発発というこじんまり装備での参加です.食料も500mペットボトル2本に干菓子・ビスケット程度です.10/10 2000ころに自宅を出発.目当ての登山道横展望台に到着する手前でJR0EFE 久代さんが準備完了状態でスタートに備えているのを見かけご挨拶.帰りがけに再度お尋ねしたところ1.2GHzの電信オンリーで参加とのこと.かなりのマニア度です.タブン部門上位入賞は間違いないでしょう.ちなみにJARLのHPに掲載されている氏の昨年の順位は2位でした. ワタシ自身は設営後3時間ほどの運用で 交信数69 マルチプライヤー55 総得点3795点となりバンド内がほぼ聞いたことのあるコールサインだらけとなったところで撤収.0200ころ帰宅しました.


※アマチュア無線で行われるコンテストというのは,ある定められた時間内に何局と交信できたかを競うもので,日本アマチュア無線連盟主催の物だけでも年間7回開催されています.その際運用周波数や送信出力,相手の年齢などといったさまざまなファクタによりポイントが増減することによって興を高めるシステムとなっています.
今回参加した全市全郡コンテストは相手の住所(市・郡)の別が交信数に乗されて得点となるためできるだけ多くの市・郡と交信することが有利となるコンテストです.

にんじん

2009-10-04 00:26:01 | Weblog
ジュール・ルナールの小説ではありません.その筋のマニアにはお馴染みのアレ(写真 左)のことです ^_^.
今夜は防犯協会のイベントがあり会場周辺の交通整理にかりだされ,しばしニンジン(誘導灯)を振り回してきました. 他のメンバーは防犯協会のイメージカラーである緑色の帽子に緑のパーカーといういでたちが多かったのですが臍のゴマほどあったワタシの美意識がそれを着ることを許さず腕章のみで路上に立ちました. 以前消防団在籍中に使用したものは単一電池2本タイプの市販の懐中電灯に塩化ビニール製の赤い筒をはめ込んだような構造で長時間振り回すのには少し重いものでした.今夜渡されたものはLED点滅型の軽い新型でした.現在はすべてこのタイプにリプレース済みのようです. 最新型のニンジンにはバーサライタと呼ばれる,振ると2次元空間に“STOP“などの文字が浮かぶ優れものもあるようですが残念ながら当地には配備されていないようです. これをもって路上に立つと行きかう自動車をすべて意のままに繰れるような気分になります.実際は来場者の自動車を駐車場に誘導するだけなのですが,わずかながら公権力を執行する快感が得られます.
“振り込めサギの手口”ビデオの放映や警察署長の挨拶などひととおりのセレモニーが終了すると来場者お待ちかねの演歌歌手による歌謡ショーの始まりです.出演は岡ゆう子さんという方.79年デビューのベテランだそうで普段ほとんど聞くことの無いジャンルの曲を聞かせてもらいました.演歌の事はよくわかりませんが歌はうまいしMCもアドリブの利いた楽しい語りで来場者の心をつかむことに成功しているようでした.大ヒットは無くても30年間この世界で活動しているのは伊達ではないと感じました.でも,会場出口でCDの販売をしていましたがなぜか手が出ません.
やっぱりワタシ 8or16ビートでないと琴線が振れないみたいです ^_^;