薄紫の肌
朝霧の 透明な帳が 揺れて
薄紫の肌に 優しく 触れると
肯くように かすかに 動きます
恥じらい気味に 隅に 佇んでいても
私の視線は あなたに 吸い込まれます
もうすぐ 朝日が あなたを照らすのでしょうか
朝霧が 晴れた時 あなたの素肌は
より透明な 薄紫に 変わるのでしょうか
朝日を 薄紫の花びらで 反射させ
私の心に 届けてくれるのでしょうか
沈黙 静寂 無言の空気中を 浮遊する
薄紫の 悠久の時間よ
いつまでも
いつまでも
・・・・・
笠原 道夫
朝霧の 透明な帳が 揺れて
薄紫の肌に 優しく 触れると
肯くように かすかに 動きます
恥じらい気味に 隅に 佇んでいても
私の視線は あなたに 吸い込まれます
もうすぐ 朝日が あなたを照らすのでしょうか
朝霧が 晴れた時 あなたの素肌は
より透明な 薄紫に 変わるのでしょうか
朝日を 薄紫の花びらで 反射させ
私の心に 届けてくれるのでしょうか
沈黙 静寂 無言の空気中を 浮遊する
薄紫の 悠久の時間よ
いつまでも
いつまでも
・・・・・
笠原 道夫