もう一つの世界!

せめて週末くらいは スマホを離れて
もう一つの世界を歩いてみませんか?
新しい世界に会えますよ!
・・・・・

瀬戸内寂聴さん 逝く

2021年11月14日 | Weblog


瀬戸内寂聴さんが逝かれました

実は瀬戸内寂聴と私の義理の母とは
徳島の女学校時代の同級生で
晴美ちゃん 美代ちゃんと
呼び合っていた仲だったと
12年前になくなった義母から何度も
聞かされていました。

義母は87歳で亡くなりましたので
瀬戸内寂聴さんは12年も長く生きられて
99歳の大往生でした。

義母から聞かされた話で
今でも印象に残っていることに

その文章力が当時から突出していて
とても叶わなかったとのことです。

やはり、あれだけの作品を残す人は
若い時から、違うんですね。


2021年11月14日
 瀬戸内寂聴に想う
  笠原 道夫
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『陰翳礼讃』 (いんえいらいさん)

2021年02月26日 | Weblog




『陰翳礼讃』 (いんえいらいさん)


文豪 谷崎潤一郎の随筆

関東大震災で関西に移り住み
京都、奈良から大きな影響をうけた
電灯がなかった時代の日本の美の感覚
生活と自然とが 一体化し、
日本人の芸術的な感性について論じたもの
西洋の文化では部屋の隅々まで明るくし
陰翳を消す事に執着したが 
日本ではむしろ陰翳を認め
陰翳の中でこそ映える芸術を作り上げた
建築、照明、紙、食器、
能や歌舞伎の衣装の色彩など、
多岐にわたって
陰翳の考察がなされている


2021年2月26日
是非、ご一読をおすすめします。
 笠原 道夫
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「 凧 凧 上がれ 天まで 上がれ !! 」

2020年10月03日 | Weblog


100畳の大凧












東近江市の大凧会館 
大凧は、江戸時代中期に男子出生を祝って
5月の節句に鯉のぼりと同じように揚げられたのが
はじまりと言われています。
村落ごとに競い合って凧揚げをしていたので、
凧の大きさもだんだん大きくなりました。
明治15年には、240畳敷きの大凧が
揚げられたという記録が残っており、
近年では昭和59年に揚げられた220畳敷きがあります。
また飛行時間としては平成5年に100畳敷きの大凧が
2時間5分も大空に舞いました。
100畳敷きの大凧は700kgもあります。
世界中の凧の展示は圧巻でした。
・・・・・

2020年10月
 東近江市の大凧会館を訪ねて
  笠原 道夫
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あけましておめでとうございます

2020年01月01日 | Weblog


あけましておめでとうございます

2020年が みなさまに

幸多き年で あることを

お祈りいたします。

・・・・・
・・・・・



東京オリンピックではゴールドメダルを

いくつ獲れるでしょうか

前回は16個でしたね

前回から

半世紀以上の時が流れました。


2020年元旦
 ねずみ歳 年男です
   笠原 道夫


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「 宋襄の仁 」

2018年12月22日 | Weblog
「 宋襄の仁 」

中国春秋時代、楚と戦った宋の襄公が 
部下公子の
「敵の布陣が整わないうちに攻撃を」の
進言を聞かなかった

襄公は
「君子は人の苦境には つけこまない」
とその進言を撥ねつけたが
かえって、逆襲され楚の軍に負けたという故事
・・・・・・
国を滅ぼし、部下の人生を狂わせた
襄公の判断はどうだったのでしょうか
・・・・

現代のビジネス界でも、毎日のように
こんな判断が続いているような
そんな気がしました。
・・・・・


2018年12月22日
 年末に想う
   笠原 道夫
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志賀直哉 喜寿のころ

2018年06月09日 | Weblog
志賀直哉 喜寿(77歳)のころの文です







人間というものができて

何十万年になるか知らないが

その間に数えきれない人間が

生まれ、生き、死んでいった

私もその一人として生まれ

今、生きているのだが

たとえて言えば

悠々流れる大河の水の一滴の存在

しかも 一滴の水である私は

後ろにも、前にもこの私だけで

何万年遡っても私はいず

何万年経っても再び私は

生まれては来ないのだ

過去未来を通じ

永劫に、私という者は

現在の私一人なのである

77歳  
 直哉


2018年6月

 笠原 道夫



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習字 四語熟語 「 桃李成蹊 」

2018年06月02日 | Weblog
習字 四語熟語 「 桃李成蹊 」

今年正月の書初めから始めた習字は
500枚を超えました。目標の半分です。
この調子だと1000枚は
行けそうな気がしています。

その521枚目は

桃李成蹊(とうりせいけい)

人格者は何も言わなくても、
人を心服させるというたとえ
成蹊の蹊は小道のことで
モモやスモモは
何も言わないが
その花は美しく
その実は美味しい
だから
自然に人々が集まり
いつかその下に
小道ができてしまう


確か今話題の安倍首相は
成蹊大学でしたね・・・・!?
そこで、こんな小噺が浮かびました

明恵夫人(モモ)と安倍首相(スモモ)は
森友組や加計組には大変美味しかった
何度も何度も日参しているうちに
成蹊・・・・・・!?

2018年6月2日
 笠原 道夫
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漢字の不思議

2018年03月10日 | Weblog
漢字の不思議


習字はまだ続いています。250枚まで来ました。

毎日書いているうちに、不思議なことに気がつきました。
形が似ている漢字にはひょっとすると関連があるのでは?
と、例えば
 
「若」と「苦」 「悩」と「脳」

ゲーテの若きウェルテルの悩みを連想します
 
「老」と「考」 「思」と「恩」

年を重ねるといろいろ考えることが増えます
いろいろ思っても、結局思うことは
人、社会、自然のお陰で生きていること、だから
恩返しは何かを考える
・・・・・・・
私のひとりよがりの考えです?!


写真下段は通常の四語熟語です

六根清浄
煩悩を断って、心身ともに清らかになること

桃李成蹊
人徳のある人には人が集まり、自然と道ができること

2018年3月

 笠原 道夫
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「 城崎 雪景色 」

2018年02月15日 | Weblog

先月雪の城崎温泉に5日間いってきました。

積雪40cmで先日買った、スタッドレスタイヤが

早速役立ちました。

毎日毎日雪で、真っ白な銀世界

はまさに別世界でした。

温泉ばかり入っていました。

印象に残ったのは「麦わら細工館」

その緻密な形と色使いに感動してきました。

・・・・・・















2018年1月

 城崎にて

  笠原 道夫
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スマホの呪縛

2017年11月17日 | Weblog
「 スマホの呪縛 」





昼間の 電車の中

若者はほぼ 全員

中高年でも 半数

小さな画面 にくぎ付け

指だけが 器用に 動く

車窓も 車内も 見ない

ただ ただ ひたすら

指が 動いているだけ

・・・・・・


夕方の ファミリー レストラン

向いあった 若い カップル

すぐに スマホを いじる

顔を 会わさず 画面だけ

一言も 言葉を 交わさず

食事が 終わり レシートを持って

無言で レジに 向かった

・・・・・


2017年11月17日

 笠原 道夫
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「 哲学の道から法然院 」

2017年10月01日 | Weblog
「 哲学の道から法然院 」

小さな川沿い 哲学の道を

銀閣寺方向へ 少し歩くと

山側に 法然院が 建つ

昼でも 薄暗い 参道

鬱蒼な木々の 奥には

額縁のような 小さな門

歩くたび 大きくなる

門を くぐると 

影から 光の静寂へ

別世界が 待っている

・・・・

・・・・・

2017年9月
 東山 法然院にて
  笠原 道夫














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橋の欄干の タマネギ

2017年09月16日 | Weblog



それにしても
 
岡崎疎水の 水色 
秋空の 白い雲
河岸の 緑色
欄干の 朱色
擬宝珠の 黒色

のハーモニーが
綺麗ですね
・・・・・

伝統的な橋などで よく見かける
橋の欄干の上に 載っている 
玉ねぎのような 不思議な形のもの
これは いったい何なのか
前々から 不思議に思っていました
これは「擬宝珠」(ぎぼし)だそうです

もともと 宝珠とは 仏教の世界で
海底に住む 竜王の頭だそうです
これは 人間の知恵をはるかに凌ぎ
「毒に侵されることもない」
「火に 燃えることもない」
「願い事を かなえてくれる」
不思議な力が あるそうです

その宝珠を擬して 橋の欄干の上に置き
橋の安全を 祈願しているのです

特に 京都の橋には 多く見られます
今度 橋を渡る時 じっくり眺めましょう

・・・・・

京都 岡崎 慶流橋にて
2017年9月
  笠原 道夫
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北海道ドライブ 大間から留萌

2017年06月03日 | Weblog
先日、北海道ドライブから帰りました。

全日程41日間 走行距離 7350km  温泉24回 
撮影約4,000枚 総費用約15万円
ほとんどが車中泊で、随分安くあがりました。

新しい車シャトルは室内空間が大きく快適でした。
4月16日大阪出発、日本海側を北上、
4月21日に青森大間から函館に渡り、
時計回りに北海道を一周 時々内陸部へ入りながら、
ほぼ全域を走りました。

一日平均180kmの走行で、
のんびり北海道の大自然を満喫してきました。
こんな旅行ができるのも
60歳代のうちだけかもしれませんね・・・

何回かに分けて、ご紹介します。
今回は函館から留萌です

写真右下のボタンを押して、写真を大きくして
ご覧ください。撮影場所が表示されます。




北海道ドライブ 大間から留萌


2017年6月
 笠原 道夫
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「インサイト」赤から「シャトル」白 へ

2017年04月02日 | Weblog









赤から白へ

「インサイト」赤から「シャトル」白 へ

2009年に還暦祝で購入した ホンダ 赤いインサイトは8年間 走行距離55000km
東北、九州、関東などを何度も走りました。インサイトは残念ながらトヨタのプリウスに
負けて、生産中止になりましたが、そのスタイルは今も気にいっています。

車中泊をすることが多くなり、インサイトの天井の低さを解消すべく、シャトルに替えました。車中泊も前提に作られた車で、後部座席を倒すと184cmのフラットな床になり
車内高は90㎝もあります。車内空間の大きさはプリウスαを軽く凌ぎます。

先日、試し運転で紀伊半島一周を2泊3日で行ってきました。予想通り車中泊が
インサイトより格段に快適でした。
4月中旬から5月末まで 北海道を 撮影と温泉旅行で、約6000km走る予定です。

2017年4月2日
笠原 道夫
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嵯峨野の冬

2016年12月10日 | Weblog

京都は また一段と冷えているようです

ところで「嵯峨野」という地名には

なんとも言えない響きがありますね

その音 その漢字 が醸し出す

いろんな情景が浮かんできます

嵯峨野の竹林が いいですね











「 嵯峨野の 冬 」


竹林に 染まった 冬の光

竹林に 染まった 冬の風

竹林に 染まった 冬の香

・・・・・

細い首 細い肩 細い脚

白い頬 白いうなじ 白い指

黒い髪 黒い眉 黒い瞳

嵯峨野の 光が

頬の涙を 輝かせる

嵯峨野の 風が

白いうなじを 震わせる

嵯峨野の 香りが

後ろ姿に まといつく

・・・・・



2016年12月
 嵯峨野にて
  笠原 道夫
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