藤原 道長
平等院鳳凰堂 「 栄華無常 」
秋の陽が 西に傾く
虫の音 宇治川のせせらぎが
宇治平等院を つつみこむ
秋の 夕映えが 鳳凰を 彩り
中堂の屋根が 羽ばたき
両翼を 優雅に 伸ばす
屋根の勾配の あでやかさは
藤原一族の 心の優雅さか
柱も 優しく しなやかで
壁は 白く清らかだ
松が 鳳凰堂を とりかこむ
この世をばわが世とぞ思う
望月のかけたることも
なしと思えば
宇治川は 栄華無常の思いをのせて
千年 二千年と 流れていく
・ ・・・・・・
・ ・・・・・・
参照本
赤根 祥一著 無常の思想
日本人の心の原点
2024年11月13日
大河ドラマ 「光る君」を見て想う
笠原 道夫
平等院鳳凰堂 「 栄華無常 」
秋の陽が 西に傾く
虫の音 宇治川のせせらぎが
宇治平等院を つつみこむ
秋の 夕映えが 鳳凰を 彩り
中堂の屋根が 羽ばたき
両翼を 優雅に 伸ばす
屋根の勾配の あでやかさは
藤原一族の 心の優雅さか
柱も 優しく しなやかで
壁は 白く清らかだ
松が 鳳凰堂を とりかこむ
この世をばわが世とぞ思う
望月のかけたることも
なしと思えば
宇治川は 栄華無常の思いをのせて
千年 二千年と 流れていく
・ ・・・・・・
・ ・・・・・・
参照本
赤根 祥一著 無常の思想
日本人の心の原点
2024年11月13日
大河ドラマ 「光る君」を見て想う
笠原 道夫