怒りの葡萄 1940年のアメリカ映画
『怒りの葡萄』(いかりのぶどう:The Grapes of Wrath)は、
アメリカ合衆国の作家ジョン・スタインベックによる小説である。
初版は1939年。1930年代末に発生した干ばつと砂嵐を契機とした
農業の機械化を進める資本家たちと、
土地を追われカリフォルニアに移っていった貧困農民層との
軋轢闘争を素材とした小説で、1930年代のアメリカ文学を代表する作品。
この小説により、スタインベックは
1940年にピューリッツァー賞を受賞した。
後のノーベル文学賞受賞(1962年)も、
主に本作を受賞理由としている。
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ラストで 老夫婦がしみじみと
語るシーンが印象に残りますね
夫
「 おまえが家族を引っ張ってくれ
わしは もうダメだ
昔のことや 故郷のことだけが
頭に浮かんでくる
もう故郷を見ることは ないだろう」
妻
「女は男より 変わり身は 上手だ
男は 物事に すぐにとらわれる
女は 川のように 流れている
滝もあれば 渦もある
流れが 止まったりなんかしない
それが 女なんです 」
2020年9月19日
映画を見て
笠原 道夫