ウチの塾は、入塾テストはないので
よほどのことがない限り入塾可能だ。
だから、入塾段階では
上位の子はそれほど多くはない。
でも、結果的に多くの塾生が
トップ校へと進学していく。
その理由はね
「先の想像ができる話をたくさんする」からだ。
昨日も小6には中学の定期テストの現実を伝えた。
中学生になれば、
高校での勉強の大変さや
大学受験の仕組みも話す。
特に中3には、コテコテの現実の話をする。
最初はわけが分からないと思うよ。
親に連れられてきた子も多いしね。
少し学校の順位が上がればいいかなー
なんて思って塾に入ったら
「指定校推薦のキツさ」
とかいう話をされるわけだし。
学校や塾の授業の先には定期テストがあって
定期テストの蓄積で外部模試があって
その先に高校入試という壁が、そびえ立っていて
その壁を越えると
異次元の「高校」という世界があり
そこでの定期考査、
予備校の模試が頻繁に襲ってきて
大学受験というバケモノが待っている。
そして
その大学を卒業した人たちの平均年収
そういう話を
耳にタコができるくらい聞くことになる。
そりゃね、勉強を楽しくやろう!とか
定期テスト、頑張ろう!とか
そういう話だけされてる子たちに比べたら
それは、強くもなるもんだ。
情報は武器だ。
リアルな情報を多く手にしたものは
しっかりと予測ができて、
覚悟を決めて行動ができる。
ウチの塾の強さの秘密はそこにある。
特に「高校入学後」
この現実を知らない人が多すぎるからね。
高校入試は
なだらかに上がっていく坂の上に待っているものだが
大学入試は
少しでも足を滑らせたら
奈落の底に落ちていくような断崖絶壁を
孤独に登り続けた先に待ち受けている。
高校生やその保護者なら
もう、誰もが知っていることだ。