地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

地元の中学の英語の授業が心配だ

2021-06-20 12:38:00 | 日記
地元の中学校の英語の授業の進め方、
今すぐにも修正が必要だと思う。

本文とその和訳が書かれている
プリントを配布して、
授業で解説された文法事項等を
そこに書き込むといったものだ。

教室にいる生徒の学力差が大きく、
このタイプの授業をせざるを得ない事情も
分からなくもないが、
こういう授業は
正直あまりよくない。

英語を読めるようになるには、
未知の文章を
先生の手解きで読み解き進める作業が
絶対に必要なのだが、
その手のプリントを配ると、
文の「構造解説」にはなるが、
「読み解き進める」形にはなりにくい。

抽象思考がまだ未熟な中学生だと
構造解説を読み解きに転化するのが難しい。

結局、和訳だけ覚えて
試験に臨む子が増えている。

授業者は
そういう子を増やさないための工夫を
しなければならないのだが、
結局そういう子が増えるやり方に
なってしまう。

漢文の訓読を
読む順番に番号をふるよう言われ、
読む順番は分かったけれど、
自分だけではできないみたいな感じで
授業が終わる。


「大丈夫だよ!」の魔法

2021-06-20 06:07:00 | 日記

僕はよく、「大丈夫だよ」と言う。

おそらく面談やメールやLINEで

僕に言われた保護者や生徒も

多いのではないだろうか。

 

実はこれには

ちょっと大きなストーリーがある。

 

ウチの塾には

実力があるのにメンタルが弱くて

真の力を発揮できない子たちが多くいる。


そんな子たちに、僕は

「最近、変わったことない?大丈夫?」

って聞いていた。

 

普通はそう聞くと思う。

 

でもね、その子たちは、泣きながら

 

「大丈夫?って聞かれると

もっと不安になるから、

大丈夫だよ!って言って欲しい」

 

そう言ったんだ。

 

そこからかな。

 

僕は必ず「大丈夫だよ」って言って、

その日に僕に起こったイイコトを話すようにした。

 

もちろん

それで劇的に改善することはなかったけど、

それでも「大丈夫だよ」って言った後は、

なんだか少し落ち着いてくれるような気がした。 

 

不安な人はね、

理由なんか関係なく不安なんだよ。

 

その時にね、

「大丈夫ですか?」

って聞かれても、

「そんなもん、分からんわ!」

って気持ちになるよね。

 

だからまず、

「大丈夫だよ」って言ってあげるようにしてる。

 

根拠もないのに?

 

うん、そう。

根拠なんて関係ないよ。

 

とにかくね、

不安な気持ちを少しでも小さくしてあげたいんだ。

 

そしたら不思議なもんでね

不安が小さくなると、

人はなんか力が湧いてきて、

自信が持てて、前に進めるんだ。

 

分かる?

 

そうだ

根拠を自分の力で作れるようになるんだよ。

 

例えばね、その大学にに行けるかどうか

不安になってる子たちにね

「大丈夫、君は行けるよ」

そう言ってあげる。

 

そしたらその子は、

「え?行けるの?本当に?

そうなのか・・・行けるのか!よし!」

って気持ちに近づいていけるんだよね。

 

なんか適当なことを言ってるように

思うかもしれないね。

 

でもね

僕の「大丈夫」には、

僕なりの経験と確信があるんだよ。

 

だから僕はこれからも言う。

 

「大丈夫ですよ」って。