6日目(2018年9月10日)
ウィーン ⇒ チェスキー・クルムロフ ⇒ プラハへ移動
今日はプラハへの移動日。オプションでチェスキー・クルムロフに立ち寄ってから、プラハへ向かいます。マイクロバスで複数の客をピックアップするということです。我々のホテル出発は9時10分。朝食とパッキングを済ませてロビーに降りたけれど、まだ1時間ほど余裕があります。そこでホテル周辺をぶらつくことに。
ホテルの美味しい朝食。4日間飽きずに頂きました。
ホテルから最寄りの地下鉄駅Gasometerへ行く途中、折れ曲がった形のビルがあります。おもしろいね! 左横のレンガ色の建物はかつてのガスタンクということです。
直線で並ぶ4つのタンクを店舗・オフィス・集合住宅などに増改築しています。 ひとつの大きさが高さ約73メートル、直径が約65メートルもあるということです。裏へ回るとかつてのガスタンクはこんな風に見えます。
壁に嵌め込まれた時計のように見えるものは、朝日の中で見るとガスメーターでした。なるほど。
駅周辺の住宅街にも変わった形の建物が並んでいます。この町は折れ曲がったビルが好きなのかしら?
予定の時刻にマイクロバスが到着。乗客は我々と中国人らしい若い夫婦。ドライバーの女性は挨拶もそこそこにバスをスタートさせ、次のホテルへ。次は、4人組の若い男女をピックアップ。これでバスはほぼ満員になり、いよいよチェスキー・クルムロフへ移動します。我々の前の座席に座った4人組に話を聞くと、台湾から来たこと、来週ベルリン・マラソンに出場すること、途中でウィーンに立ち寄ったことなどを話してくれました。
約4時間のバス旅で、チェスキー・クルムロフの市民劇場前に到着。その場で解散になりました。5時間後にこの場所に集合です。他の乗客はスマホを見ながら、我々夫婦は紙の地図を見ながらバラバラの方向に分散しました。
市民劇場から市庁舎へ向かって行くと右手に展望スポット。大勢の観光客が写真撮影をしてます。我々もパチリ。
腰掛けている壁の後ろは崖になっていて、高い所が苦手な私はビクビクものです。
続いて、3分ほど歩くと街の中心地のスヴォルノスティ広場に出ます。広場にアイスクリームの屋台が出ていて、バニラアイスと冷凍フルーツをミックスしたソフトクリーム(40コルナ=200円)を食べました。
ヴァルタヴァ川に架かる橋の手前からチェスキー・クルムロフ城がよく見えます。塔の外観はだまし絵。遠くからでは分かりにくいけれど、近くで見るとハッキリと絵が描かれているのが分かります。
道の両側に中世の風情が残る町並みを見物しながら、城へ向かいます。
どこからともなく甘い香りが流れてきました。チェコ名物の焼き菓子「トゥルデルニーク 」です。中が筒型で外側に砂糖をまぶし、筒の空洞になった部分にアイスクリームを入れたり、周りにチョコレートを塗ったり、いろんなトッピングがあります。
城に到着。敷地の中もだまし絵で統一されています。塔に上がってみました。チェスキー・クルムロフの街並みを一望できる絶景です。入場料50コルナ(約250円)を払っても上がる価値ありです。
城を出て、道の向こう側にある修道院へ行きましたが、お休みらしく中には入れません。庭のベンチで少し休憩。
修道院の外側を大きく一回りし、突き当りにあるエッゲンベルク醸造所のビアレストランで、遅いランチにします。
エッゲンベルク醸造所のビアレストラン
レストラン入口
チェスキー・クルムロフは鱒料理が有名とのことで、鱒のグリルとOlomoucke tvaruzky(オモロウケ トヴァルーシュキ)というチーズ料理を注文。飲み物は、醸造所の名前を冠したエッゲンベルク・ラガーと黒ビール。
Olomoucke tvaruzkyというチーズ料理。左の丸いのもチーズ。味が凝縮していて臭いが強い。癖があるがビールにあう。
ビールも旨い!!! しかも安い。この大ジョッキで45コルナ(225円)。さすがビール大国のチェコです。
ゆっくり食事とビールを楽しんだが、集合時間までまだ1時間半あります。街を少しぶらつこう。集合場所へ戻る途中、土産物屋にマリオネットがあり、チェコらしさを感じました。その店で見つけた「もぐらのクルテク」を描いたマグカップが可愛らしかったので、お土産に購入。
オレンジ色の屋根と丘の上に立つ城。中世の面影が残る旧市街。ユネスコ世界遺産に登録されているチェスキー・クルムロフは印象に残る美しい街でした。
時間通りにチェスキー・クルムロフを出発し、マイクロバスは一路プラハへ。移動時間は3時間。さすがに疲れて居眠り状態です。そろそろプラハですよとドライバーさんに起こされ、窓の外を見ると暗闇の中。時計はすでに8時近くになっています。ホテルを順番に廻り、我々は最後のホテルで降りました。ここでドライバーさんとはお別れです。
早速チェックインカウンタに行くと、部屋は満杯で空きが無いと言われた。バウチャーを見せ、しばらく交渉を粘ったけれど、アップグレードの部屋も空きが無いとの返事。ウヒャーどうしましょう。夜も遅いし・・・困っていると、フロント係から別のホテルを準備するのでそちらに行ってくださいと言われた。渋々OKし、ホテル手配のタクシーで再び移動。
次のホテルでは、チェックインもそこそこで部屋にスーツケースを入れ、取敢えず今晩泊るところができたので一安心。一杯飲もうとバーラウンジへ行くがクローズの準備を始めている。ダメもとで頼むと、テラスならOKという返事。中庭に置かれたテーブルに移り、そこだけ照明はあるが辺りは夜の闇の中でビールを飲みました。喉が渇いていたので旨い。これで緊張も解け、眠れそう。
最後のトラブルで疲れた!!!
6日目終了
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